ペイパル（PayPal、Pte. Ltd.、本社：シンガポール、東京支店日本事業統括責任者：ピーター・ケネバン、以下「ペイパル」または「同社」）は、「海外ショッピングハブ」を新たに公開した。

有名ブランドやショップが軒を連ねる

グローバルなオンライン決済サービスのプラットフォームおよびテクノロジーを提供しているペイパルは、「日本のユーザーが世界中の加盟店で安全かつ手軽にオンラインショッピングを楽しめるウェブサイト」と銘打った「海外ショッピングハブ」を新たに公開した。

「海外ショッピングハブ」では、魅力的な商品が購入できる様々な海外加盟店やペイパル決済で利用頂できる特典の情報を一覧で確認することができるという。最新のスペシャルオファーはファッションサイトの「SHEIN」だ。特典内容はペイパルでの支払いで最大500円オフとなるとしている。

その他にも、総合通販サイトの「AliExpress」、韓国のヘルス＆ビューティストア「Olive Young」、KPOPを中心とした通販サイト「Ktown4U」、英国のビューティーセレクトショップ「LOOKFANTASTIC」、同じく英国の自転車用品販売サイト「Wiggle」など、海外でも人気のEコマースサイトで特典を提供するとのことだ。

日本の高まるEC熱に対応

ペイパルの日本事業統括責任者ピーター・ケネバン氏は、次のように述べている。

「当社が昨年公開した『2022年ペイパル海外通販レポート』によると、日本の消費者における海外ショッピングの割合は増加傾向にあり、オンラインショッピング利用者の31％が2021年に海外ショッピングを利用したと回答しています。これは、前年と比較して9％上昇したことになります。特に若い世代を中心に、海外のショッピングサイトで国内では入手できない商品を安い価格で買い求める傾向があります。当社の『海外ショッピングハブ』では、そうしたニーズに合った加盟店を定期的に紹介していきますので、楽しみにしていただければと思います」

加盟店とキャンペーン情報を定期的に更新

ペイパルは、米カリフォルニア州サンノゼに本社を置き20年以上にわたりデジタル決済分野の先駆けとして業界を牽引してきた。テクノロジーを活用することで、金融サービスと商取引をより便利で手頃な価格での利用に寄与し、世界200以上の国と地域でアクティブアカウント数は3500万の加盟店を含む4億3100万となっている。

さらにペイパルは、日本を重要なマーケットと位置づけ、日本での利用シーンの拡大に努めてきた。特に同社は、デジタル決済において、安全かつ快適に利用できることに重きを置いている。一度登録すれば、メールアドレスとパスワードで支払いができ、クレジットカードや銀行口座の情報は売り手に伝わらないので海外のECサイトで買い物をする際での安心を担保している。

同社は「海外ショッピングハブ」の今後について、対象加盟店ならびにキャンペーン情報を定期的に更新していく予定だとしており、これからのサービスの深化にも期待がかかりそうだ。