「PayPayスタンプカード」の利用者数が2000万人を突破 利用者数急伸の要因とは?

ECのミカタ編集部

決済時に自動でスタンプがたまる「PayPayスタンプカード」の利用者数が2,000万人を突破

PayPay株式会社(以下:PayPay)は、2021年12月から提供している「PayPayスタンプカード」の利用者が2000万人を突破(※1)したことを公表した。
※1:2024年4月時点。過去にスタンプカードを取得したユーザーの総数。

「PayPayスタンプカード」の利用者が2000万人を突破

PayPayは2024年4月8日、「PayPayスタンプカード」の利用者が2000万人を突破したことを公表した。

※画像元:「PayPayスタンプカード」の利用者数が2000万人を突破(PayPay株式会社)

「PayPayスタンプカード」は「PayPayマイストア ライトプラン(※2)」に加入している加盟店が利用可能なサービス。ユーザーはスタンプカードの発行加盟店で「PayPay」を使って決済するだけで、スタンプカードを自動で取得可能。また、スタンプカードを取得後、決済時に提示しなくても、スタンプが自動で貯まる仕組みだ。

なお、PayPayは、「PayPayスタンプカード」の提供にあたり、決済時において加盟店に関連付けられたスタンプカードにスタンプを自動付与する仕組みを開発し、特許(※3)を取得している。

※2:「PayPayクーポン」や「PayPayスタンプカード」の発行など、加盟店が販売活動に活用できる加盟店向けのサービス(月々1980円(税別)/店舗毎)
※3:特許第6978576号

ユーザー数伸長は加盟店が提供するアプリ内対応に

加盟店にとっても「PayPayスタンプカード」を利用することで、来店頻度の向上や、紙のスタンプカードと比較した会計時のオペレーション縮小といった多くのメリットが期待できる。6300万以上(※4)のPayPayユーザーを対象に効率的かつ有効な施策の実現につなげられ、「PayPayスタンプカード」を発行する加盟店は拡大し続けている。

また、2024年2月1日より「セブン‐イレブンアプリ」や「ミニストップアプリ」など、PayPay加盟店が提供するアプリ内で使える「PayPayスタンプカード」の提供を開始。手軽にスタンプを貯められる利便性が多くのユーザーに受け入れられたことから「PayPayスタンプカード」の利用者数が急伸した。

※4:2024年3月時点での、PayPayのアカウント登録済みのユーザー数

◆加盟店が提供するアプリ内で使える「PayPayスタンプカード」の利用イメージ

※画像元:「PayPayスタンプカード」の利用者数が2000万人を突破(PayPay株式会社)

PayPayはこれまで「PayPayスタンプカード」や「PayPayクーポン」など、集客やリピーター獲得につながる施策を通して間接的に売上金の拡大を支援してきた。2024年3月26日からは将来の「PayPay」経由の売上を最大100万円まで事前に受け取ることができる新たなサービス「PayPay資金調達」の提供を開始するなど、今後も加盟店が事業に集中できる環境を提供するためにサポートする姿勢を見せる。コード決済市場を拡大し続けるPayPayの取り組み、動向に引き続き注目したい。


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