株式会社インターファクトリー（以下：インターファクトリー）が提供するクラウドコマースプラットフォーム「ebisumart」は、BtoB-EC特化型「ebisumart BtoB」の提供を開始した。

BtoBの商習慣に合わせた機能の提供

ebisumartは従来の標準機能をBtoB-EC向けに見直し、不要な機能を削減することで、BtoBの商習慣に合わせた機能の提供や既存ビジネスの踏襲を実現しやすくした「ebisumart BtoB」の提供を開始。主な機能は以下の通りとなる。

◆商品一括投入機能
CSVファイルのアップロード、またはフォームからの入力により、商品をまとめてカート投入することが可能。「一度に大量の商品を発注」「前回と同内容で発注」「発注する商品が決まっている」等のケースに対応する。

◆受注残管理機能
注文時点の在庫数を超えて注文受付可能にする商品を設定できるようになり、在庫超過分は受注残として管理。受注残となった商品が入荷した場合に在庫を自動で引き当てるほか、手動で引き当てることも可能とするなど、在庫の概念を複数保持するできる。

効率的なEC環境の構築が可能

国内BtoB市場のEC化率は年々伸長を続けており、今後もこの流れは加速することが見込まれている。

インターファクトリーは「売上向上のための販促機能やマーケティング機能が重視されるBtoC-ECとは異なり、BtoB-ECでは業務効率化や取引先との契約履行など特有の商習慣に合わせた機能が必要になります」と述べる。

「ebisumart BtoB」によって、ebisumartで提供していたクラウド型のメリットはそのままに、より業務に対応したBtoB-ECを構築することが実現。より多くの企業が効率的なEC環境の構築が可能となるだろう。

インターファクトリーは企業理念をもとに、EC事業者にとって真に役立つプラットフォームを目指すとしている。「ebisumart BtoB」の提供を含め、今後の動向に注目、期待したい。