働く女性向けのマタニティウェアをサブスクで提供 大広が「worternity」の実証実験を開始

ECのミカタ編集部

大広、新規事業「worternity(ワータニティ)」の実証実験を開始

株式会社大広(以下:大広)は2024年10月3日、働く女性向けのマタニティウェアのレンタルサブスクリプションサービス「worternity(ワータニティ)」ECサイトを期間限定でオープンした。

マタニティウェアを月額9900円(税込)で提供

働く女性にとって、マタニティ期間の洋服選びは、サイズ感だけでなく、おしゃれさとワークスタイルの両立が大きな関心事となる。また限られた期間、さらに徐々に体型が変わっていく中での度重なる買い物や、利用後の処理に頭を悩ますことも多いといえるだろう。

こうした課題に対応するべく、「worternity」ではマタニティウェアをサブスクリプションサービスとして月額9900円(税込)で提供。妊娠・産育休経験者の声を踏まえた200以上のラインアップから、体型や季節、仕事環境に合わせて好みのアイテムを選定。毎月3着のマタニティウェアを自由に選び、交換も可能となっている。

本サイトはオープンから11月末までの期間限定で新規顧客を募集し、その後継続する顧客を対象に2025年3月末まで事業を運営する見込みだ。

クライアントの要請により実証実験を開始

大広はクライアントの新規事業開発を支援する活動を続けており、その一環として、新規事業家の守屋実氏をフェロースタッフに迎え入れた「まるっと請け負う事業開発」プログラムを設計。今回の「worternity」は、このプログラムの一環として、クライアントの要請により実証実験を行うものとなる。

現在は規模の大小を問わず様々な企業で新規事業開発が進められる一方、本業運営の影響から遅々として進まない状況が課題であると指摘されてきた。「まるっと請け負う事業開発」ではこうした課題を解消するべく、事業の創出戦略から事業構想、事業開発、実証実験、顧客獲得、顧客拡大までを含め、クライアントの新規事業開発のアウトソースを担う。

本取り組みは各事業者が抱く豊富なアイデアを実現させ、顧客により豊かなサービスを提供することに繋がるはずだ。「worternity」の動向を含め、今後の進展に注目、期待したい。


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