株式会社IZUMIが提供するクラウド型オールインワンシステム「クロスマ」は2025年1月24日、「メルカリShops」とのAPI連携をリリースしたことを公表した。

出品から在庫管理まで対応

「クロスマ」はAmazonを起点とした複数モールへの同時出品、自動での価格・在庫変更、各モールの受注のマルチチャネル自動連携を強みとする定額制サービス。今回「メルカリShops」とのAPI連携実現によって、以下機能が可能となった。

◆2クリックでまとめて「メルカリShops」に出品
画像、商品名、商品説明文、商品状態、JANなどを、Amazonから自動で「クロスマ」に取得。出品の手間を削減する。

◆出品後は、在庫連携、メール、出荷連携が完全自動
FBAやオープンロジなどの外部倉庫から出荷されしだい、「クロスマ」が「メルカリShops」に自動で出荷通知を送信。各商品の伝票番号も「メルカリShops」および出荷通知に自動で反映される。

◆複数モールの在庫連携も自動
在庫数変動もクロスマが自動で行うため、売り越しの心配や、Excelやスプレッドシートでの手動在庫管理が不要に。

価格設定の自動化も可能

本API連携では「Amazonより○円高く」「○％安く」といった価格設定も可能に。販売手数料を踏まえた価格変動を実現できるため、手間をかけることなく利益率を高めることが可能になるとしている。

本連携機能は、既存の「クロスマ」ユーザーに追加料金なしで提供される。新規の利用者向けの料金は、初期費用3万円（税別）＋月額1万4800円（税別）とのこと。「メルカリShops」との今回の連携は、2クリック出品や在庫・価格の自動連携という「クロスマ」の強みを広げる取り組みと言えるだろう。