お買い物合計金額を一括比較するサイトがオープン

ECのミカタ編集部

ネットスーパーの日用品合計金額を比較し、購入できるサイトが開設
6社からの自動比較は送料も含め表示。同システムのサイトは日本初
サイトを利用すれば、月平均約20%の節約が可能に

ネットスーパー6社から日用品購入の最安値を比較して表示

株式会社NESPA JAPANは、ネットスーパーの比較ポータルサイト「NESPA(ネスパ)」を開設した。同サイトは昨年12月よりβ版として公開しており、2月13日より本格始動となる。
「NESPA(ネスパ)」は、サイト上で買いたい商品を買い物かごに入れていくだけで、ネットスーパー6社で販売する日用品、その合計金額を一括比較し、最も安いネットスーパーを選んで購入することができるサービス。比較する際には送料も含んで計算してくれる。これまでも商品の価格を比較して紹介するサイトはあったが、同システムのサイトは日本初となる。
対応するネットスーパーは、イオンネットスーパー、ケンコーコム、SEIYUドットコム、トライアルネットストア、なんでも酒やカクヤス、LOHACO(ロハコ)の6社。今後随時拡大予定とのこと。

忙しい主婦のお金、時間、体力を節約

毎日消費される日用品は、少しでも安い商品を選びたい。しかし、複数のネットスーパーの価格を比較しようとしても、なかなか手間がかかり面倒になってしまうことはよくある話だ。その点、同サイトは、ひとつひとつの商品を比較するのではなく、合計金額による比較が可能。さらに買い物カゴに入れた商品をそのまま各ネットスーパーに注文・購入することができるなど、非常に使い勝手がいい。忙しさに悲鳴をあげる主婦だけでなく、育メンやシニアの助け舟にもなるだろう。
また、NESPA独自の実購買結果に基づくシミュレーションによると、同サイトを利用して購入すれば月平均約20%の節約が可能とのこと。これは4人家族で月5万円の食費を使っている世帯において、約1万円の節約にもなるそうだ。
リアルタイムによる自動比較なので自分で安い店を探す手間や時間、さらに重い荷物を持ち帰る苦労もなくなるなど、メリットが多いサービス。同社ではネットでの買い物に慣れていない主婦層に向けた「ネットでお買い物セミナー」も開催するとのこと。NESPAの登場は、EC市場におけるネットスーパー普及の大きな足がかりになっていくだろう。


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