タイガー魔法瓶、下取りサービス「doop」導入 EC事業者・消費者双方に利点
株式会社SLONEは2026年6月16日、EC事業者向け下取りサービス「doop(ドープ)」を、タイガー魔法瓶株式会社(以下、タイガー)が運営する「タイガーオンラインストア」に導入したことを発表した。
不要品を下取りに出せる仕組みが実装
SLONEが提供する「doop」は、EC上に「下取り」という購買導線を実装するサービス。商品の購入時に、手持ちの不要品をその場で下取りに出せる仕組みと、回収・査定・買取までを担うオペレーションを一体で提供している。
「doop」の導入により「タイガーオンラインストア」では、消費者が商品購入時に不要になった品を下取りに出せる仕組みが実装される。下取りの対象製品はタイガー製品に限らず、他社製品を含む家電全般に対応する。
◆下取り対象製品:10製品
▷ジャー炊飯器/電気圧力鍋/グリル鍋/ホットプレート/オーブントースター/コーヒーメーカー/ミキサー/フードプロセッサー/電気ケトル/電気ポット
※タイガー製品に限らず、他社製品を含む製造5年以内の家電全般が下取り対象。
下取りは購入商品と同一カテゴリの製品でなくてもOK。例えば、炊飯器の購入時にコーヒーメーカーを下取りに出すといった使い方も可能だ。

※画像元:「doop」、タイガー魔法瓶株式会社に導入開始(株式会社SLONE)
両社のビジョンが重なったことで導入が実現
タイガーは「doop」の導入を決めた背景について、以下の3点を挙げている。
◆顧客へ「不要なものを次の価値にする」という、新しい購買体験を提供できる点
◆EC上で購入と下取りを、同時に完結できる仕組み
◆実店舗とは異なる、オンラインストア独自の価値創出
導入にあたっては、PR・物流・品質保証・CS・サステナビリティなど様々な観点から議論。「どうすれば前に進められるか」という前向きなコミュニケーションの中で、検討が重ねられた。
タイガーが掲げる「世界中に幸せな団らんを広める。」というビジョンと、doopが目指す「ものを次につなげる循環体験」が重なったことで、今回の導入が実現した。
買い替えを自然に促す「新たな購買導線」を実現
本件について、タイガー魔法瓶株式会社 デジタルC&Sグループ 西一仁氏は、次のようにコメントしている。
「タイガーでは資源循環を推進する中、オンライン上で購入と下取りを完結できる『doop』に、メーカー公式ECならではの新しい体験価値を見出し導入を決めました。店頭では一般的な『下取り』をECでも当たり前にし、次につなげるための自然な行為として定着させる狙いがあります。今後は、顧客価値の最大化を意識し、ユーザーの行動変化を捉えながら、『ものを大切にして次につなげる』循環が日常の購買体験となることを期待しています」
使わなくなった製品を廃棄で終わらせず、必要な人へ届けることで、買い替えを自然に促す新たな購買導線を実現させる。「ものを大切にする」新しいEC体験として、今後の動向に注目したい。


