40台女性の美容観「盛る」から「自分に合うものを」に GLAM調査
モードメディア・ジャパン株式会社が運営するオトナ女子向けトレンドメディア「GLAM(グラム)」は2026年6月16日、40代女性の「SNS疲れ」と「美容の価値観シフト(盛る美容からの卒業)」に関する意識調査の結果を発表した。
調査概要
◆調査対象:40代女性
◆調査方法:インターネット調査
◆有効回答数:300名
◆アンケート実施期間:2026年5月20日~5月25日
◆出典:40代女性の「SNS疲れ」と「美容の価値観シフト(盛る美容からの卒業)」に関する意識調査(GLAM)
「他人のための美容」から「自分を満たす美容」へ
「20代・30代の頃と比べて、SNSでの『映え』や『他人の目』を気にすることに疲れを感じますか?」と質問。「非常に感じる」と「やや感じる」を合わせると208名(69.3%)が疲れを感じていることが明らかになった。
20代・30代の頃は当たり前だったSNS映えへの意識が、40代では「しんどさ」に変わっているケースが多いことがうかがえる。

続いて「過去10年間で、あなたの『美容にかける目的』はどのように変化しましたか?」と質問。「他人に綺麗・若く見られたい」から「自分が心地よく過ごしたいへ変化した」という回答が、45.3%と最多となった。
「他人のための美容」から「自分を満たす美容」へと、40代女性の美容観が大きく動いていることが見て取れる。

「土台を整えるケア」へと投資先がシフト
「40代になってから、意図的に『やめた・引き算した』美容・ファッションの習慣はありますか?(複数回答可)」と質問。約9割の40代女性が、何らかの「美容・ファッション習慣」を意図的に手放していることが明らかとなった。
最多は「痛みを伴うハイヒール」(55.0%)で、次いで「厚塗りファンデーション」(47.7%)、「まつ毛エクステ・過度なアイメイク」(33.0%)と続く。

「『盛る(装飾する)美容』を手放した代わりに、現在あなたが最も時間やお金を投資している『本質的なケア』は何ですか?(複数回答可)」については、「スキンケア・肌質改善」(58.0%)が最多だった。
外側を飾る美容から、肌・睡眠・インナーケアなど「土台を整えるケア」へと投資先がシフトしていることが明らかになった。

自分らしく整える美容へ変化
「盛る美容」や「SNS映え」に疲れを感じたきっかけや、美容への向き合い方が変わった瞬間について、以下のような意見が寄せられている。
◆「子どもの行事で無理してヒールを履いた日に足が限界で、帰宅後どっと疲れました。そこからは見栄より楽さ重視になりました」
◆「毎回SNS用に写真を撮り直している自分に虚しさを感じました。楽しいはずの旅行なのに、写真映えしか考えていないことに気づいたのがきっかけです」
◆「下手に痛々しく若見えを目指すより、スキンケアなどの土台を重視して年相応の美しさを目指したいと感じました」
40代女性の美容観は「盛る・隠す美容」から、「自分らしく整える美容」へ変化を見せている。本調査によって「他人からどう見られるか」ではなく、「自分がどう心地よくありたいか」を基準に、美容を選び直す女性たちの姿が浮き彫りになった。
ターゲット層にマッチした適切な訴求を実現するためにも、美容商材を取り扱う事業者は本調査結果を参考に今後の施策を検討したい。


