SIとエイジアの連携!ECと実店協働させたメール配信

ECのミカタ編集部

システムインテグレータのオムニチャネルサービス「SOCS」とエイジアのメール配信システム「WEBCAS e-mail」が連携
小売業の売上拡大のためのプッシュ型メールソリューションを展開する
低コストで、手間なくスピーディな利用が可能に

小売業の売上向上を実現するソリューションを幅広く提供

株式会社システムインテグレータ(以下「システムインテグレータ」)と株式会社エイジア(以下「エイジア」)は、システムインテグレータのオムニチャネルサービス「SOCS」とエイジアのメール配信システム「WEBCAS e-mail」を連携させ、小売業の売上拡大のためのプッシュ型メールソリューションを展開する。

システムインテグレータの「SOCS」は、ECサイトと店舗の情報を統合し、売上アップのための分析、マーケティングや顧客の一元管理を行う仕組みを提供する、システムインテグレータが開発したクラウドサービスだ。ECサイトやモールおよび各店舗からデータを集めるために、株式会社アプレッソのEAIソフトウェア「DataSpider」と連携、さらに集めたデータを柔軟に分析するために、ウイングアーク1st株式会社の「Dr.Sum EA」と「Motion Board」を搭載し、小売業におけるECと店舗のデータ統合を支援している。

また、エイジアの「WEBCAS e-mail」は様々なデータベースと連携し、顧客や嗜好や属性、購買履歴などに基づいたメールが、PCおよびモバイルに高速に配信できる、エイジアが開発したOne to Oneメール配信システムだ(配信速度最高300万通/時)。高度なマーケティング分析機能を備え、戦略的メールマーケティング活動を実践する多くの企業に高く評価されている。

今回、システムインテグレータの「SOCS」新バージョンV1.2が、エイジアのメールマーケティングサービス「WEBCAS e-mail」との連携を行ったが、これにより「DataSpider」で集めたデータを「Dr.Sum EA」と「MotionBoard」で分析し、その結果をもとに「WEBCAS e-mail」でメールを配信するという一貫したマーケティングサイクルが実現する。

システムインテグレータとエイジアは2012年4月に資本・業務提携を行っており、以来、システムインテグレータのECサイト構築パッケージ「SI Web Shopping」とエイジアのメールマーケティングシステム「WEBCAS e-mail」の連携ソリューションを多くの企業に提供している。今回は領域をさらに広めて、システムインテグレータの新しいクラウドサービス「SOCS」とエイジアの「WEBCAS e-mail」の連携を行い、オムニチャネルの観点においても小売業全体に幅広くサービスを提供するものだ。

「SOCS」のサービス価格は月額2万から、「WEBCASメールマーケティングオプション」は月額1万からの低コストで、手間なくスピーディに利用できる。システムインテグレータは、2015年1月に「SOCS」のサービスを開始。最初の1年で30社2,000万円、3年間で200社2.5億円の販売を見込んでいる。両社は、今回の連携によりこの計画の実現に向けて着実に顧客開拓できるものと考えているという。


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