人力以上のデータ収集!ブレインパッドの技術が活きる
Shop Japan運営会社に「ブレインロボ」導入!
株式会社ブレインパッド(以下「ブレインパッド」)は、通販ブランド「Shop Japan(ショップジャパン)」の運営・管理を行う株式会社オークローンマーケティング(以下「オークローンマーケティング社」)にロボットオートメーションサービス「ブレインロボ」を導入したことを発表した。
「ブレインロボ」は、データ入力などの定型業務や、ウェブサイト情報の収集・調査といった、人が行っていた作業を、自動化・効率化するロボットオートメーションサービスだ。ブレインパッドのデータマイニング技術(※)と分析アルゴリズムをエンジンとして付加することで、人が判断しなければならない高度な業務の効率化も支援する。
業務のオペレーションをワークフローに変換することにより自動化を実現するため、コーディングや既存システムへの変更が必要ない。Microsoft Excelや各種データベースと簡単に連携できるため、WEBページから取得したデータをExcelやデータベースに登録するなど、データに合わせた作業が可能だ。
オークローンマーケティング社は、通販ブランド「Shop Japan」の運用・管理を行う中で、オークローンマーケティング社の顧客が商品・サービスの情報を取得しやすいよう、テレビショッピング・ECサイト・モバイルショッピング・カタログショッピングなど多彩なチャネルにおいて商品を提供している。
近年、通販業界において競争が激化する中、オークローンマーケティング社では顧客の購買行動などから得られる膨大なデータを分析している。その結果をふまえた戦略をスピーディーに構築することが求められており、そのために、マーケティング業務を最大限に効率化することが、オークローンマーケティング社が成長を続けるための重要な課題の一つとなっている。
オークローンマーケティング社は、各協力会社からウェブサイト経由で提供される販売実績などの情報から、販売実績の全体を俯瞰するために、各社の情報を収集・統合している。しかしながら、各社のウェブサイトはそれぞれ個別で作成されているためAPIもなく、人手でウェブサイトの画面上からデータを収集する必要があった。
操作の自動化には、さまざまな方法が選択肢としてある中、安定性・保守性・開発効率において「ブレインロボ」が最適であると判断し、導入に至った。ウェブ経由でのデータ収集という単純作業を自動化した結果、データの収集・加工コストを下げるとともに、人力では不可能であったレベルのデータ収集までもが可能となった。
オークローンマーケティング社のビジネスインテリジェンス事業部 松井氏は次のように述べている。
「オークローンマーケティングは、『Shop Japan』のオムニチャネル戦略を重要視しており、膨大なデータを分析し、各種戦略の立案・実現を行っています。今回『ブレインロボ』を採用しデータの収集・加工を自動化したことで、よりスピーディーかつ効率的に分析を行うことが可能となりました。弊社が今後も成長し続けるための一翼を担うサービスとなってくれることを期待しています。」
「ブレインロボ」は、WEB UIであればほとんどの操作が可能であり、今後オークローンマーケティング社は、社内システムなどのさまざまな環境において自動化を行うツールとして、幅広く活用していく予定だという。
※データマイニングとは、統計学やパターン認識、人工知能など、データ解析の技法を大量のデータに総合的に活用することで、知識を取り出す技術のことを意味する。
EC市場の拡大するにつれて、いかにコストや時間を少なくするか、効率を良くするか、という点に焦点を当てたサービスが次々と登場している。人が足りない、時間が足りない、資金が足りないという山積みの問題を解決する、作業の効率を低コストで行うサービスを欲している人は多い。そういったサービスを導入することで、人件費を抑えながらも、空いた時間を活用し、売上を上げる施策を取る事ができる。
今回、オークローンマーケティング社に導入された「ブレインロボ」は人力では不可能であったレベルのデータ収集まで可能となる。人力以上の能力を持つ「ブレインロボ」。大手通販ブランドの「Shop Japan」に導入されたということで、今後オークローンマーケティング社の成長をどのように支援していくのか、注目だ。