導入店大幅コスト減!eギフト使用済かの判断が容易に

ECのミカタ編集部

ギフティの新サービスが斬新で便利!?

eギフトサービスを展開する株式会社ギフティ(以下、ギフティ)は、スマートフォンなど電子端末の画面に電子スタンプを直接押すことで、eギフトを消し込むことができるサービス「gifteeスタンプ」の提供を11月27日から開始した。ちなみに、消し込みとは、発行されたeギフトを個別に照合し、使用済みと反映して処理することだ。

これにより、飲食・小売業などの店舗に、電子スタンプを導入することで簡単にeギフトサービスを開始することが可能になる。これまで企業がeギフトサービスを店舗で運用するには、eギフトを消し込むためにPOSレジの改修もしくはスマートフォンやタブレットなどの専用端末の導入が必要であり、そのコストが導入障壁の1つとなっていた。この度、安価な「gifteeスタンプ」の導入により、初期費用を抑えて簡単にeギフトサービスを運用することができる。

「gifteeスタンプ」の特徴は、タッチポイントの幾何学的な形状情報と点の入力配列を組み合わせて1,000万通り以上の個別情報をスタンプに刻印し、それをスマートフォンに押すことで情報を照合する。さらに、業態や店舗環境に制限されないため、多様なオフラインのビジネス環境(O2O施策)に連結したサービスを提供することが可能だ。また、静電気を利用したタッチ認証技術を採用しているため、電源やバッテリー構造なしで利用でき、簡単に設置することができる。

運用方法は、eギフトを表示したスマートフォンやタブレットなどの電子端末の画面に、電子スタンプを「押す」という直感的かつ単純な操作であり、eギフトの消し込みが可能だ。店頭で暗証番号を入力するといった認証操作が必要ないため、電子スタンプを店舗に置き、押すだけのオペレーションのみで導入することができる。スタンプは1台から販売・レンタルを行うため、ギフティでeギフトサービスを運営する初期費用が従来に比べて大幅に削減される。また、スマートフォンなどに特別な設定が必要ないため、すぐに全てのユーザーに対応したサービスを始められる。

ギフティは展開している「eGift System」や「eTicket System」といったサービスに留まらず、電子決済や事前注文決済、その他来店・来場者の認証サービスなどの領域展開を視野に入れてサービスを提供していく。

スマートフォンの画面に電子スタンプを直接押すサービスは斬新であり、今までにこのようなサービスは存在しなかった。電子スタンプにより、今までよりも簡単にeギフトサービスを利用することができるようになる。また、導入方法が簡単であり、初期費用が大幅に削減されたことからこれを導入する店舗が増えそうだ。


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