ヤフーなどの支援により、震災前は競合関係にあった生産者が手を組んで新商品を提供

食品宅配サービスの「Oisix」などで取り扱い

東日本大震災からの復興支援拠点である「ヤフー石巻復興ベース」を宮城県石巻市に構えて支援活動を行っているヤフー株式会社(以下「ヤフー」)では、一般社団法人 東の食の会(以下「東の食の会」)との「三陸フィッシャーマンズプロジェクト」において、「地域横断アカモクプロジェクト」を開始。新商品「アカモク」を販売することを発表している。

実際の販売は、インターネットによる食品宅配サービスを手がける「Oisix(オイシックス) 」のほか、大丸松坂屋百貨店の松坂屋上野店にて3月11日まで開催されている「がんばろう東北!!東北物産展」にて行うとのこと。

競合関係を乗り越えて

「地域横断アカモクプロジェクト」は、東日本大震災が発生するまでは競合関係にあったアカモク生産者がヤフーや東の食の会による支援を受けて、市場全体の活性化などを目的に地域の枠を超えて共同で商品開発やブランディングを行っていくというもの。

アカモクとは、免疫力を向上させるとされる「フコイダン」や脂肪燃焼効果が注目されている「フコキサンチン」を豊富に含む海藻であり、女性からの評価が高いのが特徴だという。