トレンドが丸わかり!「Zaim」の新コンテンツが公開

利根川 舞

日本地図上に表現で旬の食材を一目で把握

 日本最大級の家計簿サービス「Zaim」を提供する株式会社Zaim(以下「Zaim社」)が、食材トレンドを可視化する「おいしい旬の地図」を公開した。iPhone、iPad、AndroidのZaim公式アプリおよびWeb版Zaimで利用することができる。

「おいしい旬の地図」は、500 万人が利用する家計簿サービス「Zaim」の大規模購買データを統計解析した、四季のある日本ならではの独自サービスだ。野菜や果物・魚など、季節に合った食材を、食費に関する品目から自動抽出し、日本全域での購買動向を一括表示。購入された数量に応じて食材のアイコンサイズを変化させることで、「今どこでどれくらい」旬の食材が楽しまれているのかが一目で把握できるようになる。

日本全国から地域ごとへのズームアップも行え、地元や気になる地域での動向もチェック可能となっている。各地の天候や気温により1日ごとに変化する食のトレンドを、日本地図上に美しく表現。

さらに、「Zaim」にログインしたユーザーそれぞれが直近の購入情報も解析し、旬の楽しみレベルを五つ星形式で「わたしの旬満喫度」として表示。地図をズームアップする先にパーソナライズしたイメージを提供することで、ひとりひとりの食の楽しみと日本全域のトレンドとのつながりを体感できる。

また、食材のアイコンをタップすると、旬を楽しむための情報を表示。産地、食材の選び方、栄養に関する豆知識やレシピ等の他、近隣のスーパーマーケットの特売情報も確認できる。

ECサイトでもやはりビジュアルが大切。

 「Zaim」の場合、ユーザーが登録した食費に関する品目から自動抽出したデータを利用して、この「おいしい旬の地図」を作成しているのだが、こういった購買データは食品を販売している事業者こそ把握しているはずである。

もちろん、全く同じものを作ってしまうことはできないが、同じように購買データを活用することはできる。そして購買データと共にトレンドを把握することができれば、自社商品を適切なユーザーに、適切なタイミングで販売することが可能となる。

また、「Zaim」の「おいしい旬の地図」の大きな特徴といえば、一目見たら「これはどういうものだろう」と惹かれてしまうような、とても魅力的なビジュアルだ。ECサイトにおいても、商品の見せ方が非常に重要なものであるのは、ご存知の通り。

サイトの構成、画像、文字の配置と挙げ始めたらキリがないのだが、全てが大切であることは間違いないだろう。商品の見せ方次第で購入につながり、リピーターになり、そして場合によってはSNSなどでの拡散も考えられる。いかに商品を魅力的に見せるか。地道ではあるものの、それを追求することが売上につなげる確かな道なのかもしれない。


記者プロフィール

利根川 舞

メディア編集部
ロックを聴きつつ平安時代に思いを馳せる文学人間。タイムマシンができたら平安時代に行きたいです。
ライブハウスやフェス会場に出没しては、笑って、泣いて、叫ぶ姿が目撃されている。ACIDMANや10-FEET、ROTTENGRAFFTYが大好き。

サービスやその場の雰囲気がイメージしやすくなるような記事を書いていきたいと思います。

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