楽天市場、佐川急便とともに顧客満足度向上を目指す
佐川急便の「コンビニ受取サービス」導入!
楽天株式会社(以下「楽天」)とSGホールディングスグループの佐川急便株式会社(以下「佐川急便」)は、インターネット・ショッピングモール「楽天市場」において対象商品がコンビニで受け取り可能となる佐川急便の「コンビニ受取サービス」の提供を7月27日より開始する。
楽天市場に佐川急便のコンビニ受取サービスを導入することで、楽天市場に参画する事業者は本サービスが利用可能となり、購入者に対して複数の配送手段を提供することができる。
また楽天市場で佐川急便による配送対象の商品を購入するユーザーは、通常の受取方法に加えて、受取先に全国のローソン店舗(11,662店舗(2016年5月末現在)/ローソンストア100を除く)の中から、希望するローソン店舗を選択し24時間受け取りができる。
自宅周辺のローソン店舗だけでなく、通勤、通学の際に利用する交通機関のほか、出張先や旅行先の周辺店舗などライフスタイルや用途に合わせた受取場所の指定が可能になる。
ローソンでのコンビニ受取は現在、佐川急便と日本郵便のみが対応しており、ヤマト運輸は非対応。そのため、これまで楽天市場の商品をローソンで受け取る場合は日本郵便を利用する必要があった。
楽天の”顧客満足度”向上施策とは
佐川急便では、通販事業者などを対象に2015年7月よりコンビニ受取サービスを提供。また、楽天でもこれまでもネットショッピングにおける利便性向上のため、ローソンをはじめとしたコンビニエンスストア店舗での受け取りなど、受取方法を拡充してきた。
楽天市場では2016年のテーマの1つとして”品質への徹底的なこだわり”を挙げている。この中には「安心・安全への取り組み(広範囲にわたる包括的施策)」「Voice of Merchants(店舗様からの声)」「Voice of Customers(お客様からの声)」「UI & UX(使い勝手)」という4つのPDCAサイクルがあり、そのサイクルを回すことで”顧客満足度”の最大化を図っている。
今回のような受取場所の拡大もユーザーの心を掴み、楽天市場から離さない施策となっており、その施策が出店店舗の売上へとつながっていくのである。2016年も残り半分ということで、楽天市場がこれから”顧客満足度”向上のためにどんな施策を打っていくのか、注目だ。