ユーザーと沖縄を繋ぐ「沖縄特産品本舗」愛される理由

ECのミカタ編集部

 常に観光地として人気が高い「沖縄」。プライベートだけでなく、修学旅行や卒業旅行として行くことも多い。一度沖縄に行くと好きになる、そんな魅力はどこから来るのだろうか。
 その魅力の一つに、沖縄の食べ物がある。特に今の時期、有名な食べ物の一つが「ゴーヤ」だ。ゴーヤは苦味があるため苦手な人も多いが、本場で食べるゴーヤは苦味が少なくて美味しい。新鮮で美味しい食べ物が多く、それを現地で食べることの美味しさも、沖縄の魅力だろう。
 そんな沖縄の魅力を、沖縄に行かなくても味わえる、ECの試みをご紹介する。

商品の探し方を一工夫して探しやすさ抜群に!

 沖縄を自宅に居ながらも楽しむことができる方法がある。それは、沖縄最大級の通販サイト「沖縄特産品本舗」だ。琉球インタラクティブ株式会社(以下、琉球インタラクティブ)が2009年5月から運営し、沖縄の特産品、お土産、お取り寄せ商品を幅広く揃えている。沖縄特産品本舗で欲しい商品を探す場合、まず、当然、キーワードから探すことができる。また、ジャンルから探す方法もある。さらに、「価格」「イチオシ商品」などのお得情報から商品を探すこともできる。購入したい価格から検索していき、ぴったりな商品を探すことができるのだ。沖縄特産品を探しながらも、具体的な商品を決めていない場合、こういった方法が役に立つ。商品探しお届けサービスなどもあり、「売り上げランキング」や「使う人・贈る人から探す」、「最短でお届け!」などニーズに応じた商品の探し方が可能だ。

 購入商品が決まったら、カートに入れ、注文画面に進む。この際にクーポンを持っている際は利用する。その後、住所や請求先、支払い方法などを入力する。支払い方法は、銀行振込、クレジットカード、代金引換、郵便振替の4つだ。買い物をする度にポイントも付き、1ポイントが1円の割引となる。利用するほどにお得に買い物をすることができるのだ。入力が全て完了すると、登録したメールアドレスに注文の確認メールが届く。

 以上のような、商品の探し方から注文まで簡単に進むようにできている。さらに、最短で翌日配送の商品もあるため、いち早く、沖縄を楽しむことができる。沖縄からの発送は時間がかかることも多いため、このスピード感は嬉しい。沖縄特産品本舗は、沖縄好きには欠かすことができないEC店舗であり、かつ、ユーザーが商品を選びやすいように常に工夫も施されているからこそ、人気が高いのだ。

沖縄セルラーに「沖縄特産品本舗」を譲渡する理由

 そんな魅力が詰まっている沖縄特産品本舗を、沖縄セルラー電話株式会社(以下、沖縄セルラー)に7月1日付けで譲渡された。目的は、沖縄特産品本舗の取扱商品の更なる拡充や沖縄県産品の売上拡大を期待し、「沖縄CLIP」をはじめ、沖縄の観光・経済振興をすることだ。また、譲渡の際は、「沖縄特産品本舗」のサイト名はそのまま引き継がれる。さらに、ユーザーおよび販売店に関する個人情報や取引情報の取り扱いに関しても、これまで通り細心の注意を払った上で、今後は沖縄セルラーがサービスを提供する。なお、ユーザーが新たに手続きをする必要は無い。

 「日本を代表するインターネット企業になる」をビジョンに掲げる琉球インタラクティブは、沖縄から世界へ人々の生活を豊かにするインターネットサービスを一つでも多く生み出すべく、積極的に新規事業を創造し、幅広い分野で事業展開を行っている。今回の事業譲渡もその一環であり、沖縄セルラーが運営するサービスとのシナジーにより「沖縄特産品本舗」の充実を図るとともに、今後も新たなビジネスの創出やその業容拡大に向けて邁進していく。

 沖縄は距離があり、簡単に行くことができないが、ECを利用すれば身近に感じることができるようになる。真っ青で大きな美しい海を直接見ることはできなくても、沖縄の美味しい食べ物を食べるだけで、その美しい海が目の前にあるように感じられる。沖縄好きだけでなく、少し疲れて沖縄の海にでも癒されたいなと言う時は、沖縄特産品本舗を利用して美味しい食べ物を頼んでみると良いだろう。きっと、沖縄の特産品が心を癒し、元気をくれるはずだ。

 そのような意味でも、ECの存在はとても大きなものだ。自宅に居ながらも、旅行に行った気分にさせてくれる。ECは、遠い場所と繋ぎ、ユーザーに商品と共に笑顔を運んでくる。これはECが持つ大きな可能性の一つだろう。


記者プロフィール

ECのミカタ編集部

ECのミカタ編集部。
素敵なJ-POP流れるオフィスにタイピング音をひたすら響かせる。
日々、EC業界に貢献すべく勉強と努力を惜しまないアツいライターや記者が集う場所。

ECのミカタ編集部 の執筆記事