LINEヤフー、適正な取引の実現を目指し「転売対策ポリシー」を策定
LINEヤフー株式会社(以下、LINEヤフー)が提供する「Yahoo!フリマ」および「Yahoo!オークション」は2026年4月23日、不正な買い占めや転売による取引環境の混乱を防ぐため、新たに「転売対策ポリシー」を策定した。
本記事では「メルカリ」「楽天ラクマ」の情報と合わせて紹介する。
一貫性と透明性のある対応が必要
近年、発売直後を中心に需要が集中し、一部の不正な買い占めや高額転売により、一般のユーザーが適正な価格で商品を購入しにくい状況が問題となっている。
LINEヤフーは、こうした状況が購入機会の不公平を生むだけでなく、取引価格の高騰や混乱を招くなど、取引環境全体に影響を及ぼしているため、より一貫性と透明性のある対応が必要であると判断し、「転売対策ポリシー」を策定した。
本ポリシーでは、以下のような状況が認められる場合、または同様の状況が生じる可能性が高いと同社が判断した場合に、総合的に判断し対策を実施する。
◆個人で利用する範囲を超え、利益を目的として商品を大量に購入する「不正な買い占め」による転売が行われている場合
◆不正な買い占めにより商品が不足し、本来購入したいユーザーが適正な価格で商品を入手しにくい状況が見られる場合
◆商品を製造・販売する事業者による注意喚起や販売方法に反する形で取引が行われている場合
◆混乱が当該商品市場にとどまらず、関連する市場全体に広がるおそれがある場合
メルカリ、楽天ラクマが人気商品を対象に規制
メルカリは2026年5月8日、安心・安全なマーケットプレイスの実現のため、注意喚起・監視・出品削除などの実施を発表。
今回の対象商品は2026年5月15日および29日〜6月11日にマクドナルド社が販売する、ハッピーセット「ちいかわ」の玩具付録としており、以下の対策を行う。
◆「メルカリ」および「メルカリShops」における当該商品の出品の削除
◆当該商品の出品を繰り返し行うアカウントの利用制限
◆AIなどを活用した検知システムと目視による出品の監視
出品禁止は2026年5月15日5:00以降、安心・安全な取引環境が確保できないと考えられる期間とされている。
なお、楽天ラクマも同商品を対象とした出品禁止を発表。該当する出品を確認した場合、商品ページの削除や利用制限等の対応を講じる可能性があるとした。
フリマ・転売市場の取引健全化に向けた、本取り組み。引き続き、注目していきたい。


