コマースファクトリー、鹿児島情報高等学校と連携した「TikTok Shop」実践授業を開始
株式会社コマースファクトリーは2026年5月7日、鹿児島情報高等学校と連携し、TikTok Shopを活用した実践型授業「Discovery Kagoshima Project」の開始を発表した。
デジタル人材の育成と地域経済の活性化を目指す
「Discovery Kagoshima Project」は鹿児島県の学生が、自ら地域の商品を発掘し、TikTok Shopを活用して販売する、地域と連動した「SNS販売・実践カリキュラム」である。
2026年5月13日より、毎週13:35~15:25(50分×2コマ)で全13回にわたり実施。座学中心ではなく、実践を軸に設計されており、生徒は4~5人のチームに分かれて以下のようなプロセスを自ら実行する。
◆販売する商品の選定(セラー開拓)
◆TikTokコンテンツの企画・制作(動画/ライブ配信)
◆商品登録・販売オペレーション
◆数値分析と改善(PDCA)
単なる学習にとどまらず、「売る」というリアルなビジネス体験を通じて、次世代のデジタル人材の育成と地域経済の活性化を目指す。
鹿児島の魅力を全国へ届けていく実践的な取り組み
従来のECが「検索ニーズ=欲しいものを探して買う」構造であるのに対し、TikTok Shopはショート動画やライブ配信を通じて「偶発的な出会い=欲しくなるきっかけ」を生み出し、需要そのものを創出するという新しいECモデルとして拡大している。
一方で、コマースファクトリーは、「これまでのEC支援を通じて、『商品自体の魅力は高いものの、適切に伝えきれていないために売り切れていない』課題を多くの事業者が抱えていることを実感してきました」とコメントする。
実際の支援現場においても、「何を売るか」だけでなく「どう伝えるか」が売上に大きく影響するケースが数多く確認されているという。
こうした状況を受け、「Discovery Kagoshima Project」では、学生ならではの感性と発信力を活かし、鹿児島の魅力を全国へ届けていく実践的な取り組みを通じて、こうした課題解決に取り組むとしている。
「地方×デジタル×教育」の新たなモデルケースに
コマースファクトリー代表 岡本駿平氏は、本件について次のようにコメントしている。
「TikTok Shopは、単に商品を販売するためのツールではなく、『人の心を動かし、需要そのものを生み出す』プラットフォームだと捉えています。その特性は、鹿児島のように魅力的な産品が豊富にある地域と非常に高い親和性があります。今回、学生の皆さんが自ら商品を見つけ、伝え方を考え、実際に販売まで行うことで、『売るとは何か』『価値とは何か』を実体験として学んでいただけると考えています」
本プロジェクトは「地方×デジタル×教育」の、新たなモデルケースとなることを目指している。
地域に眠る価値ある商品を、デジタルの力で全国へ届ける。同時に、学生が主体的に価値を生み出す経験を積むことで、将来的な地域人材の育成につながることも期待される。今後の動向に注目したい。


