メルカリが84億円の資金調達実施!
株式会社メルカリ(以下「メルカリ」)は、三井物産株式会社、株式会社日本政策投資銀行、ジャパン・コインベスト投資事業有限責任組合、及び既存株主であるグロービス・キャピタル・パートナーズ、World Innovation Lab(WiL)、グローバル・ブレイン、当社経営陣から、総額約84億円の資金調達を完了したことを発表した。
「メルカリ」は実際のフリーマーケットのように、出品者はスマートフォンのカメラを使い簡単に出品でき、購入者はそれらを安全に買い物できるスマートフォン向けフリマアプリだ。
ダウンロード数は日米合計3,200万(日本:2,500万、米国:700万)、月間の流通額は国内で100億円超に達し、日本最大のフリマアプリへと成長を遂げた。
今回、メルカリの更なるグローバル展開と国内でのサービス拡大を図るため、D種優先株式の発行による資金調達を実施した。
2013年2月の創業以来、資金調達金額の総額は約126億円となる。国内外での投資及び事業運営実績が豊富なパートナーの支援により、メルカリは成長を加速するに違いない。
つい先日、LINE株式会社(以下「LINE社」)が運営している「LINE MALL」が5月31日をもって終了することが発表された。「LINE MALL」はLINEユーザーからの流入もあるため、期待されていたが、開始から約2年ほどでサービス終了となってしまった。
それらの要因も含め、今一番勢いに乗っている上に、84億円もの資金調達をした「メルカリ」のシェア数がますます伸びることが予想される。まさにフリマアプリ戦国時代とも言える今、どのように各社が勢力を伸ばしていくのか、目を離すことができない。