EC業界News1週間まとめ〜サクッと振り返り♪

石郷“145”マナブ

3/6〜3/12のNewsをギュギュっとまとめました!

こんにちは~。ECのミカタ編集部 石郷“145” マナブです。
先週一週間もいろんなニュースがありました。
そんな中、忙しくて毎日のチェックができなかったという人もいるはず。
そこで!編集部がセレクトするまとめニュース記事を作成。
さて、これを押さえておけば、先週一週間はもう大丈夫!一週間特に注目された記事は…!

Yahoo!、Google、LINE、3.11にアクションを。
http://ecnomikata.com/ecnews/strategy/8288/

【速報】メルカリユーザーに朗報!配送はファミマでOK
http://ecnomikata.com/ecnews/backyard/8258/

【速報】約2万店の頂点へ!Eストアーネットショップ大賞①
http://ecnomikata.com/ecnews/strategy/8244/

世界初!越境ECを変える『LISUTO!』まだ知らないの?
http://ecnomikata.com/ecnews/strategy/8265/

【速報】DeNAショップ大賞!今期施策を説明。南場氏登場
http://ecnomikata.com/ecnews/build/8239/

メルカリ、ラクマなどCtoCの発展とヤマト運輸の攻めの姿勢

今週の注目ニュースは、上記の通り。
 依然として、CtoC関連のニュースと越境ECの話題がよく読まれる傾向にあるかなと思います。CtoC関連については、メルカリが先日資金調達をしたニュースがあったのに続いて、メルカリのユーザーの利便性がまた向上しました。メルカリでやり取りをした後、ファミマにおいては、Famiポートを使えば、その内容をおさめたQRコードを使って、レジでそのまま、出荷できる、というわけです。
 なんか、ちょっと思ったのは、今こそ、ヤマト運輸の力を発揮するべき時なのかなとふと思いました。現に、メルカリとも、ヤフオク!ともほぼ同時のタイミングで、上記のようなサービスの拡張をした旨、ニュースがありました。僕の問屋の経験からすると、大体のEC店舗って、結構な割合で、安さもあって、佐川急便を使う機会が多かった気がします。でも、一般の人にとって、日頃、実家に荷物を送る、など、荷物を送る=クロネコヤマトというイメージが定着していますから、ヤマト運輸を使う率が高くなるように思うのです。だからこそ、ここのタイミングで一気呵成に、ヤマト運輸が利便性を向上させ、よりCtoC市場を拡大すれば、ヤマト運輸にとって、大いなるメリットがあると考えられます。今後、更にどうやって利便性を向上させるのか、ヤマト運輸の動きに注目です。

技術の進歩ってなんだろう。

 あと、話がそれますが、感じるところがあります。実は、フリマやオークションって、ネットが普及する前からあったことで、今に始まった事ではないわけです。リアルな世界で当たり前に存在していた事ではありますが、技術の進歩に伴って、今の時代にふさわしい形で、進化しただけなのです。それがニュースになっている。
 ネットによって生まれた進化というのは、いうまでもなく、ボーダレス。場所という概念がないので、今までは一つの場所でしかできなかった、フリマが遠くの場所の人とも、スマホがあるおかげで、まるでリアルにやり取りしているような感覚で、それができてしまうということ、ここに価値があります。
 そう思うと、実は、商売ってすごくシンプルだよねと。売りたいと思う人がいて、買いたいと思う人がいれば、そこに商売が絶対存在するんだよな、至極当たり前な事を思いました。でも、そこで思うのは、リアルと変わりない商売の土台が、スマホを筆頭に、時代の進歩を背景に、整いつつあるという事だと思うのです。
 正直、僕は、先ほど話した通り、問屋にいた経験がありますが、ネット店舗において、それってちょっと誇張していないか?と思える文面で、お客様に呼びかけ、恐ろしい程、一気に売り上げていた店舗もありました。それは法律的に問題があるのは勿論、まだ、ネットというものが表現に乏しく、技術も追いついていなかったから、ある意味、そうでもしないと、商品の良さを訴求できなかったのではないかと思います。
 しかしながら、こういう時代の変化で、ほぼリアルと変わらないお客様とのやり取りができるようになる事によって、今こそ、お店側がお客様とどう向き合うのかをしっかり考えれば、そんな変な事をしなくても、ちゃんと買ってもらえるような環境を作る事ができるようになった、という事です。これまで以上に、お客様も賢くなって、また、そのお客様と真摯に向き合える仕掛けなり、受け入れ体制なり、お客様へのフォローなり、それらをトータルで考えられる店舗にこそ、未来があるのかなと改めて思った次第です。

DeNAの南場智子さんのコメントに想う

 なぜ、こんなのことをふと思ったのか、と言うと、実は今回読まれた記事の一つ、DeNAのショップ大賞で、ファウンダー南場智子さんの言葉がかなり響いたんです。彼女がいうのは、今、DNAの研究など科学的な事にも取り組んでいるせいか、話がAI(人工知能)に及びました。
 でも、不思議と、話の中身は、実にアナログで、商売の原点は、ぬくもりなんだって話をしていました。時代の進歩には逆らえないけど、時代の進歩に伴い、変わらない、普遍的なこともある。それも、技術の進歩があれば、進化した技術を使って、その普遍的なことに近づけていくことができる事ができるって話をしていたんですね。
 AIが一番相性がいいのは、ECであり、商売の原点である人と人とのやり取りに近いシーンを、技術の進歩が叶えてくれるかもしれない。無機質に、新しいテクノロジーを取り入れるべきだみたいな話ではなく、人間らしくある為に、技術を使うと言っている点が、とても彼女らしくて素敵だなと思った次第です。
 というわけで今週一週間まとめはこのへんで。あと、一つご報告。メディア編集部としては、更に、ECのミカタWebで攻めの姿勢を打ち出す為、1週間まとめに続き、「一日まとめ」も始めました。イメージとしては、朝朝刊を見る感覚で見てもらいたい、という事になります。あわせてご覧ください。ではでは。今週も一週間笑顔で!


記者プロフィール

石郷“145”マナブ

キャラクター業界の業界紙の元記者でSweetモデル矢野未希子さんのジュエリーを企画したり、少々変わった経歴。企画や営業を経験した後、ECのミカタで自分の原点である記者へ。トマトが苦手。カラオケオーディションで一次通過した事は数少ない小さな自慢。

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