EC業界News1週間まとめ〜サクッと振り返り♪

2016/05/08

ECのミカタ編集部

4/30〜5/7のNewsをギュギュっとまとめました！

　こんにちは！ECのミカタ編集部です。お台場では肉フェスが開催されているみたいですね！本日までだそうですよ。気になるラインナップは「ぶっかけトリュフのシルクロース」、人間のロマンですね。「エアーズロック・ローストビーフ」、運動嫌いな私がこんなにも登りたいと思った山は初めてです。「肉ぶとん！」、これに包まれて眠れたら・・・。さて、肉フェス行ってきます。

　忙しくてニュースをチェックできなかった方でも、これを押さえとけばもう安心！編集部が先週1週間の注目のニュースをまとめました。

おそ松さんグッズから学ぶ、市場を先読みする力
https://ecnomikata.com/ecnews/strategy/8892/

楽天9年連続受賞、地ビール界を牽引するよなよなの里【店長のホンネ】
https://ecnomikata.com/ecnews/strategy/8839/

【まとめてみた】Amazonログイン＆ペイメント一年の動向
https://ecnomikata.com/ecnews/build/8872/

【ニコニコ超会議2016行ってみた】超熱狂！ヤフーも出展
https://ecnomikata.com/ecnews/marketing/8871/

直接顔を合わせるリアルイベントにてお客様を知る。

先月末ECのミカタ名物編集長の石郷がリアルイベント「ニコニコ超会議2016」に行ってきました。このイベント、今年はリアル来場者が152,561人、ネット来場者が5,548,583人訪れた模様。「ニコニコ動画のすべて（だいたい）を地上に再現する」をコンセプトに開催された、ユーザー主体の巨大フェスイベントです。

　このイベントの特徴としてはいつもはネットの動画の中で行われているコンテンツ、踊ってみた、歌ってみた、ゲーム、料理、政治討論などを通してユーザー同士で直接顔を合わせることができるリアルのイベントということであります。

　今回、このイベントにおいて注目すべきところは、元々ネットを通してしか交流していなかった人々がコンテンツを通し、お互いに顔を合わせて楽しみその中に熱狂や感動といった様々なドラマが生まれていることです。直接人と人が触れ合うことを通して、リアルでしかわからない喜びや笑顔を見ることができるのです。

　現在のECは大変便利であり、いつでもどこでも数分で商品を購入することができます。しかしその裏の失われたことは大きいです。実店舗では当たり前に行われていたお客様と店員の顔を合われた人間味のある接客が、ECにおいてはほぼ行われなくなってしまいました。

　人と人とが直接顔を合わせて接客すること、これは恐らく商売の原点でしょう。直接会うからこそ安心でき、感謝や思いやりの気持ちを伝えることができ、そして店舗のファンになっていくのです。

　「ニコニコ超会議2016」はこのイベントを通して私たちに、直接顔を合わせて触れ合うことの大切さを教えてくれている気がします。ネットで様々な物事が解決する時代だからこそ、便利な時代のECだからこそ、こういったお客様と交流してお互いを知る機会は必要なのではないでしょうか。リアルイベントを開催し、自身の目でお客様の笑顔を見て、自身の肌でお客様との感動を感じる、これが今よりも進化したECの在り方なのだと思います。

ECでありながら、人の血が通った接客を。

　ECサイトを運営しながら、お客様との触れ合いの機会を大切にしている店舗があります。よなよなエールはご存知でしょうか？EC通販ではクラフトビールでは圧倒的なシェアを持っている商品です。

　ECのミカタ記者河村がよなよなエールで有名なECサイト「よなよなの里」を運営している株式会社ヤッホーブルーイング（以下、ヤッホーブルーイング）に取材に行ってきました。ECサイトでありながらリアルの交流を大切にするその心、深く深く伺ってきました。

　ヤッホーブルーイングではECにて商品を販売するだけでなく、リアルのイベントも大切にしています。ヤッホーブルーイング通販部門責任者佐藤さんは「僕たちはビールメーカーですが、ビール製造サービス業だと思っています。」と語っています。

　ビールを製造してただネットで売るだけでももちろんECは成立しますが、お客様との交流を通して、自社の商品によって笑顔になるお客様を直接見ることでECにかける想いもより一層強くなるでしょう。またお客様に直にその想いを話すことにより、店舗のファンも増やすことができます。リアルでの人間味のある温かい関わりが、やがてECにもつながってくるのです。

　ネットで完結するECにおいて、実店舗よりも劣ってしまうと感じるのが、思いやりが込められた接客です。ただ、この接客の壁を越えることができたらECは今よりも確実に利用されるサービスになるでしょう。そのための第一歩として、ネットから出たリアルイベントなどのお客様と顔を合わせた直接の関わりなのではないでしょうか。そしてECの次のステージを見に行けたらと思います。

　では、また1週間が始まります！素敵な1日1日をお過ごし下さい。