大切な商品への想いを、手仕事でつなぐ。 株式会社TETOTETOが提案する「物流を活用したブランディング」とは?

野中 真規子 [PR]

株式会社TETOTETO 代表取締役 松尾竜彦氏

機械化されていく物流業界の中で、手仕事による梱包を大切にしている株式会社TETOTETO(以下、テトテト)。細やかな仕事ぶりは、荷物を受け取る顧客や、見学会などでその梱包を見た人からも好評だ。今回はテトテトの梱包現場を見学し、同社の代表取締役 松尾竜彦氏と、手仕事バリュー事業部 課長代理の辻貴子氏、荷主であるスキンケア用品メーカー・販売の有限会社あきゅらいず(以下、あきゅらいず)あきゅの森窓口 新庄麻由氏にお話を伺った。

まるで職人技! 1枚のクラフト紙のみで美しく安全に梱包

テトテト流梱包
①梱包するクラフト紙の大きさや厚さを選ぶ
②商品の上の紙を手でギュッギュッと押し、型をとる
③商品を固定しながらクラフト紙を箱サイズに合わせる
④箱を閉めたときに商品が動かないようクラフト紙の左右高さを調整
⑤出来上がり!クラフト紙一枚の梱包で商品は固定
⑥お客様の手間を考えてガムテープも必要最小限に

テトテトは、2008年にあきゅらいずのグループ物流会社として事業を開始。2013年からは他社の商品も担い、現在はスキンケア用品のほか、健康アイテムや衣類、衛生用品といった多彩な商品を扱っているほか、新たに社員食堂運営で培った「食」事業の経験を活かし、菓子製造代行サービスも始めている。

実際にスキンケア製品を梱包している現場を見せてもらった。スタッフがボトルをクラフト紙で包み、さらに余った紙を器用に折り曲げながら、箱のサイズぴったりにおさめていく。できあがった梱包は、まるでクラフト紙のやわらかな「型」にボトルをすっぽり収めたかのよう。同梱物の位置がずれないよう、紙を折る高さも箱の蓋との間にすきまが出ないようにボリュームを出しているという。なんと1枚の紙だけでセット完了。まるで職人技だ。

「弊社では、お客様が箱を開けたときに、あっと感動していただけるような梱包をこころがけています。実際に『梱包がとても素敵ですね』『配送中に揺れているはずなのに、開けるといつも中身がずれていなくてきれいです』といった声もお客様から数多くいただいています」(辻氏)。

顧客のエコ意識にも配慮し、ビニールやプラスチックの梱包材を削減

荷主のあきゅらいずは、シンプルやエコを意識したものづくりで知られている。10年以上前には、ビニールやプラスチックの梱包材を使った梱包もしていたが「ビニールの梱包はいらない」「梱包材を捨てるのが面倒」といった顧客からの指摘があったという。それを受けて、テトテトでは少ない資材で、商品を安全に包むことを追求している。

「クラフト紙を使った梱包は、シンプルに美しく包むことを目指した結果、現場のスタッフから生まれたアイデアです。クラフト紙は梱包物に合わせて数種類のサイズや厚みを用意し、緩衝材を使う場合は薄手の紙の波板のみ。段ボールにふたをするガムテープも4センチ程度に短く切って箱の角のみに貼り、余った中央の部分は配送ラベルでふたをします。それだけで十分なんです。」(辻氏)

極限までそぎ落とした資材で、美しく安全に包む。それを実現したテトテトの梱包は、スタッフたちの仕事への想いの賜物だ。

荷主の商品に対する想いを受け継ぎ、その期待以上に梱包へと反映させる

有限会社あきゅらいず あきゅの森窓口 新庄麻由氏

「弊社ではどの荷主様にも共通する商品への想いを受け継ぎながら、想いを梱包に反映させています。その結果、荷主様からは、ただ業務をアウトソーシングする相手ではなく、物流のプロであるパートナーとして信頼していただいていると思います」と松尾氏は言う。

あきゅらいずの新庄氏にもお話を伺った。

「弊社の販路はおもに電話とインターネットですが、接客の際は、お客様とお会いしているような空気感を心がけています。ですから物流においても、その想いを共有して梱包してもらえることが大切です。梱包の細部にまで想いを込められるテトテトさんだからこそ、安心してお任せできると思っています。

今日は、2年ぶりに商品を購入されたお客様に感謝を伝えたくて、お手紙とささやかなお礼を送りました。一般の物流ラインに載せるとお手紙は同梱できないので、テトテトさんにご連絡して、お手紙を同梱してから別ラインで発送してもらいました。自社で物流をしていればこうした融通は利くと思いますが、外部に委託して、ここまで想いをつないでもらえることはないと思います。

私たちより細かく配慮してくださることもあり、たとえばお手紙が目立つ位置を考えてくれたり、封筒の色について提案してくれることもあります。テトテトさんの梱包にはお客様からの感動の声も多く、テトテトさんにも都度お伝えしていますが、そのことがスタッフの方々のモチベーションにも結びついているようです」(新庄氏)。

信頼関係があるから現場に活気が生まれ、想いをこめた仕事ができる

株式会社TETOTETO 手仕事バリュー事業部 課長代理 辻貴子氏

荷主と想いを共有しながら信頼関係を築いているテトテトでは、社内の人間関係においてもお互い信頼し合い、任せることを大切にしている。

「梱包の仕方にマニュアルはなく、伝承型。弊社には10年以上働くスタッフが多数おり、日々やり方を進化させています。経験の浅いスタッフは、熟練の人に教わり、技術を磨いています。包む商品も多彩ですし、スタッフの手の大きさも違いますのでマニュアルにするのは難しい。そこで一人一人の技術を向上してもらうことを追求し、今のスタイルになりました」(辻氏)。

作業を指示するのではなく、プロとして任せることで、スタッフは仕事に前向きになり、やりがいを持って取り組むようになる。その結果、スタッフからアイデアが提案され、それが新たなサービスにつながることも多いという。

「現在提供している手彫りはんこのサービスは、趣味で消しゴムはんこを作っていたスタッフからのアイデアで生まれました。絵や字が得意なスタッフの提案で、手書きの手紙やバースデーカード、絵手紙の作成サービスも行うようになりました。それぞれ得意とするスタッフが担当するので、活き活きと取り組みますし、よいものが出来上がります。手間はかかりますが、手仕事の梱包や同梱物に込められた想いは、お客様にも伝わると思います」(辻氏)。

テトテトスタッフが制作した手彫りはんこ

広告・ブランディングをかねた物流サービスとして、価値ある手仕事を続けたい

スピードやコストが重視される物流業界において、松尾氏は「これからも得意な手仕事でやっていきたい」と語る。

「今後会社が成長していくにあたり、在庫管理など機械化する部分や、ルール・マニュアル化する部分ももちろん出てきますが、その分で我々が得意としている手仕事に注力しいかに進化を続けていくかが、これからの課題です。ちなみに弊社の物流はとても時間がかかると思われる方も多いのですが、スキンケア用品1点でなら30秒程度で梱包でき、配送のスピードも普通です。

我々の仕事は、『物流』とくくるのはちょっと違い、広告的な側面として見て頂くことも多いです。。先日、あるEC事業者の集まりで、弊社の梱包作業を撮影した動画をいろいろな方に見ていただいたところ『この梱包はブランディングになるね』というご感想をいただきました。

ブランディングのために広告や同梱物にコストをかけている企業様も多いと思いますが、他社も同じようなことをやっているのでなかなか差別化は難しいです。商品に強い想いのある企業さんでしたら、それを手仕事で伝えられる弊社の梱包が、広告としても効果を発揮するはずです。

何万件単位の出荷には対応できませんが、出荷数の多い企業様でも、上顧客向けのキャンペーンや御中元など特別な発送や、手書きのお手紙の作成など、部分的なご依頼があれば弊社の強みを存分に生かせますので、是非ご相談ください。

また多くの企業様に梱包現場を見ていただきたいので、倉庫見学会も行っています。社屋内では素材にこだわった家庭料理を提供する「森の食堂」も営業していますので、お食事も兼ねてぜひお越しいただければ幸いです(松尾氏)。

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記者プロフィール

野中 真規子

「整理して、好循環させる」をモットーとし、ライターのほか、整理収納、運勢学、風水、コーチングの実践・セミナー講師などでも活動中。
ECのミカタにおいては、ECサービスのお話から伝わる本質的なメッセージを受け取り、拡散することが歓びです。

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