越境ECが活況な今だからこそ、確実性と安全性を追求した物流の強みが活きる

ECのミカタ編集部 [PR]

株式会社学研ロジスティクス
グローバル事業室
(右)室長  大野 卓也
(左)課長代理 師岡 大三

ある調査によると越境EC市場は2030年まで、年平均で26.2%以上の成長率が見込まれているという。EC市場において物流サービスは欠かせないが、こと越境ECおよび越境物流へのニーズはより高まることが予想される。その一方で、国内物流とは勝手が違い、国や地域の商習慣や輸送におけるさまざまな手続きなど初心者にはハードルが高いのも事実だ。
学研グループの物流事業会社として約30年の歴史がある株式会社学研ロジスティクスが、このほど越境ECおよび越境物流サービスを開始した。
国内物流からフルフィルメントと定評のある同社だが、海外を対象とした物流サービスはどのような特徴があるのか。グローバル事業室の大野卓也氏に聞いた。

高まる越境EC・物流サービスへのニーズ

――学研ロジスティクスについて教えてください。
大野学研グループの物流事業会社として1992年に設立されました。埼玉県を中心に物流センターを構え、出版や学習教材、アパレルや雑貨などさまざまな商材の物流に対応してきた実績があります。

また、物流だけでなく、受注代行やコールセンター、決算代行、ピッキング、同梱チラシの印刷といったフルフィルメント、そして越境ECおよび越境物流サービスを展開しています。越境ECおよび越境物流サービスを担うグローバル事業室は2022年4月に立ち上げたばかりですが、弊社サイトでサービスをご紹介したところ、多数の事業者様から連日のようにお問い合わせがあります。

――それだけ越境EC関連のサービスに対するにニーズが高いということですね。
大野そうですね。私はこれまで外資系の企業を渡り歩き、国際物流にも携わった経験があるので、グローバル事業室を立ち上げるということでお声をかけてもらって入社しましたが、グローバル事業室で共に業務を担当する師岡は、国内物流で以前からお付き合いのあるお客様からのご相談も受けており、ニーズの高まりを実感しています。

コロナ禍で外出の機会は減り、ECで買い物をすることが日常になりました。EC事業者も増えていますし、利用者も増えてモノが動く。それに伴って物流事業者へのニーズが高まっているのはご存じのとおりだと思います。

世界情勢に左右される国際物流

――越境ECや越境物流に参入する際に、ハードルとなることは何でしょうか。
大野よく言われることですが、各国の文化や商文化の違いを理解することが大事です。特にEC市場が拡大している中華圏やアジア圏に参入したい事業者は多いですが、特に中国は商習慣の違いで苦戦されるケースが多いと感じます。言語の違いはツールなどを活用することで対応できますが、文化や商習慣を知るには経験も必要です。

ただいろいろな課題がありますが、私は通関が一番のハードルだと思っています。通関手続きには、インボイスという人間でいえばパスポートのような役割をする書類を準備する必要があります。弊社でも書類の作成など認証許可をサポートしていますが、許可してもらえるかどうかで苦労するEC事業者は少なくありません。

――世界情勢が影響するところもありますね。
大野はい。例えば昨今ではコロナ禍で中国の物流が停滞していますし、ロシアのウクライナ侵攻など世界情勢が影響するところも多分にあります。国内と違って、今日送ったら明日到着するわけではありません。配送先の地域によっては大幅な遅れが出ることもあります。世界情勢に常にアンテナを張って、適切なルートを選ぶ必要があります。

コロナ禍で中国の船が止まってしまうと貨物が動かなくなり、航空輸送の需要が伸びることが予想されますが、航空輸送に変更すればコスト増にもつながります。最近ではロシア方面に荷物を送れないかという問い合わせも多いです。物流業界にも現状を踏まえトレンドがあるので、世界の動向を見ながら判断していかなければいけません。

確実に届く、そのための提案

――学研ロジスティクスといえば、国内物流のイメージが強くあります。
大野弊社は学研グループの物流事業部からスタートしました。国内の物流およびフルフィルメントサービスを強化してきましたが、学研グループ全体としてDX化とグローバル化を目標として掲げており、グループ会社である弊社もそれらの推進に力を入れるのは当然の流れともいえます。

一方で、香港、マレーシア、ミャンマーなどに拠点を構えているグループ企業もあり、現地の協力企業とのネットワークもあります。そうしたネットワークを駆使することで、世界220以上の国と地域に越境ECおよび越境物流を展開することが可能だと考えました。

――学研ロジスティクスにおける越境EC物流サービスの強みとは何でしょうか。
大野ご予算、安全性、納期などご要望にあわせて、柔軟にカスタマイズできるところが強みです。例えば私たちは配送業者を限定していません。コストを最優先にすれば配送業者は限られますが、いくら配送費が安くてもいつ届くのかも分からないようでは意味がないので、私たちは配送するエリアに強い配送業者を厳選してご提案しています。コストを抑えたいというご要望には、まとまった量であれば海上貨物を使うといったご提案も可能です。

また、海外から海外へという三国間輸送も盛んに行われていますので、越境EC物流サービスではありませんが、将来的にはこの分野(三国間輸送)もサービス提供をしていきます。その他、ヨーロッパへの輸送は、フランクフルトに一度商品を入れるとEUの貨物になるので、ヨーロッパ内は通関を通らなくてもよくなります。ごく一例ですが、国際物流はこうしたテクニカルなところを駆使することで対応できることは多分にあるのです。

――たくさんの選択肢があるということですね。
大野そうです。国際物流に強い配送業者は何社もありますが、国内物流で培ってきたノウハウをいかし、小口のお客様にもご利用いただける体制を整えています。大口でなければ引き受けてもらえないとお悩みの事業者様は多いと思います。是非、ご相談いただきたいです。

――お客様からの反応はいかがでしょうか。
大野お客様からは、学研グループの歴史や国内物流の実績に対する信頼も大きいですが、私たちの経験に基づくご提案が参考になるといったお声をいただいています。どの会社に相談しても見積もりはパッと出てきます。しかし実際に自社商品がどの国には送れないのか、関税によって変わる配送費など具体的な話には及びにくいと聞きます。

安価な見積もりを出してもらっていたとしても、実際にそれ以上のコストがかかれば配送費が高くなるだけです。私たちは確実に現地に送り届けるためのご提案を重視していますし、不安を払拭できるよう情報提供も徹底しています。

これからの越境EC・物流サービスはB2BC

――今後の展望、どのようなサービスへと成長させていきたいとお考えですか。
大野これは将来的な展望になりますが、越境物流を行うにあたった物流拠点に最適な国がいくつかあるので、そこに弊社直轄の輸入代理店を置き、現地での物流まで弊社で担っていける体制を整えていきたいです。B2BにエンドユーザーのCを加えて、B2BCが理想です。現在日本は円安で輸出業には有利です。越境ECにとって追い風になると思います。

弊社は自社でシステムを構築しているので、送付状の作成など出荷量に応じたシステムをご提案することもできますし、お客様が出荷作業をスムーズに行えるようにレンタルできるデジタル出荷検品システム『Gakken i3 Handy』も開発しています。将来的に海外に拠点を構えることになり、スタッフを現地採用した場合に活用できるようにローカライズすることもできます。

――サポートできる範囲が多岐にわたりますね。
大野そうですね、幅広く対応できると思っていますが、例えば海外旅行程度の滞在でも、日本に暮らしていると想像できないようなことが起きますよね。もちろん最善は尽くしますが、越境ECおよび越境物流にはハプニングがつきものですし、海外での仕事はそうしたハプニングですら前向きに捉える気持ちが不可欠です。

グローバル事業室自体が新しく立ち上がったプロジェクトですし、Action・Passion・Enjoyを大切にしながら取り組みたいと思っています。

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