注目集まる「Amazonログイン&ペイメント」遂にスタート

ECのミカタ編集部 [PR]

「フューチャーショップ2」が、国内ASPカートで初めてAmazonログイン&ペイメントの導入を開始した。「かご落ち」のような自社ECの抱える課題解決を目指すなど、各所で話題を集める同サービスの概要や、導入で見える今後のEC全体の展望を、株式会社フューチャーショップの安原貴之氏に伺った。

カート離脱率を下げ、 新規顧客の購買を促進

カート離脱率を下げ、 新規顧客の購買を促進

9月1日に、弊社サービスとAmazonログイン&ペイメントの連携がスタートしました。フューチャーショップ2で稼働しているECサイト上で、購入者が自身のAmazon.co.jpアカウント(以下Amazonアカウント)で買い物することができるオプションサービスです。日本のASPカートでこれを導入したのは、現在では弊社のみとなります。

このサービスの狙いは「カート放棄(※1)」の解決があります。弊社で測定した結果では、平均66.17%のお客様がカートに商品を入れたままサイトを離脱しており、自社ECを運営している事業者様を悩ませる永遠の課題のひとつとなっています。
カート放棄、いわゆる「かご落ち」の主な要因は2つ考えられます。クレジットカード情報を入力することへの不安と、配送先住所や購入者情報そのものの「入力の手間」です。

特に、昨今ではスマホからの流入が50%を越えるところも多くなっており、入力時のストレスが購買意欲を削いでしまう大きな原因にもなっています。今回のサービスでは、購入者が自身のAmazonアカウントで他のECサイトにログインができ、Amazonに登録されている配送先情報やクレジットカード情報がそのまま利用できるため、新規購入のハードルを劇的に下げることができるのです。いつも利用するAmazonのパスワードを利用するため、よくあるユーザーIDおよびパスワード忘れによるかご落ちも防げます。海外で利用されている事業者様では、カート放棄率を34%改善した事例や、会員登録の3人に2人がAmazonアカウントを利用して登録された例が紹介されています。

IDで決済が可能な他のサービスと比較しても、メールアドレスを含む購入者情報をECサイト側で通常どおり入手できることや、何よりも配送先情報が入手できることに大きな優位性があります。また、他のサイトにリダイレクトして購入手続きを行うような、自社サイトのブランドイメージを阻害するようなものではなく、自社サイト内でシームレスな形で実装できるという強みもあります。

自社ECサイトの利益アップと 業界の底上げを目指す

現在、日本のECはモールが牽引しています。集客力に大きな魅力がありますが、自社でコントロールできない部分が多いことや、全体的な利益が薄くなってしまうデメリットもあり、モールだけの運営を続けていくとEC事業全体が徐々に疲弊していってしまいます。そういった背景から弊社では、自社ECサイトで新たな価値を提供し、利益を確保していくことを提案してきました。

マーケットプレイスを提供しているAmazon側も、自社ECの運営が活発になることで、Amazonのお客様への利便性が高まることを期待しています。今後の国内EC市場全体を成長させることを目的として、サービスをスタートさせました。

Amazonログイン&ペイメントを利用する場合、オプション費用として初期費用0円・月額3,000円を頂戴致します(※2)が、年内はこの月額3,000円が無料となります。ノーリスクで試せるこのチャンスを活かし、新しい自社ECの可能性を体感してみてください。

(※1) 商品がカートに入ったまま、サイトを離脱してしまうこと
(※2) Amazon側で決済手数料が別途必要となります。

<ECのミカタ通信 2015AUTUMN vol.10より抜粋>


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