ネクストエンジン、海外ECカート”Shopify”と在庫・受注連携を開始

Hamee(ハミィ)株式会社(以下「Hamee」)は、ECバックヤード効率化システム「ネクストエンジン」と、海外ECカート”Shopify”(※150ヶ国・約20万店舗が利用、2014年流通総額は約37億USドル)と、在庫・受注データをAPIで自動連携する「Shopify用 自動連携」をリリース致しましたので、ここに発表します。
■ネクストエンジンについて
ネクストエンジンは、「その時間、大事なところに使いましょう」をコンセプトに、複数の店舗の在庫・受注・商品ページ管理を一元化し、EC事業者の人的・時間的コストを削減させる業界シェア(※)No.1のASP型のシステムです。(※2014年8月28日号 日本ネット経済新聞掲載)

システムの大きな特徴としては、以下の2点になります。
1つには、API開放により、他社サービスとのつなぎ込みが容易となるなど、高い拡張性を有し、EC事業者に便利なツールが次々に立ち上がる「プラットフォーム化戦略」を最大の強みとしていること。
もう1つは、「越境ECのシステムプラットフォーム」を目指し、主要な海外モールやカートシステムとの連携を進めるなど、グローバル展開を見据えていること。

■海外カートでの受注管理業務を自動化。「海外での自社ブランド確立」をもっと身近に。
Hameeは2014年から2015年にかけて、海外大手マーケットプレイスとネクストエンジンとのシステム連携を行い、日本のEC事業者の「越境EC」をサポートしてきました。
既に、ネクストエンジンの「海外展開向けアプリ」の購入数は100前後に達しており、昨今の「越境EC」への関心の高さがうかがえます。
そうした中で、「越境ECでも自社のオリジナリティを出し、ブランディングをしたい」という要望を多くいただいていたため、自社ドメインで運営する「海外本店」の展開が可能な”Shopify”とのシステム連携の優先度を高めました。
Hameeの米国連結子会社Hamee US, Corp.にて、”Shopify”を利用した店舗運営を行っており、そうした自社での運用を通じて、効率化された便利な形でのサービス構築を行いました。

■”Shopify”について
”Shopify”とは、カナダに本社を置くShopifyが開発・提供しているECカートシステムです。
現在、150ヶ国・約20万店舗が利用しており、2006年のサービスリリースから今日までの流通総額は約120億USドル(※1)になります。
自らスノーボード商材の販売を行う中で、自社で運用できるカートシステムの構築の必要性を感じて開発し、”make commerce better for everyone ever since”をミッションとしています(※2)。
2013年の流通総額は約16.8億USドル(※3)、2014年の流通総額は約37億USドル(※4)というように、世界中のEC事業者に利用され高い成長率を誇るサービスです。
(※1)Shopify “About us”
(※2)同上
(※3)”Shopify 2013 Year In Review”
(※4)”Shopify 2014 Year In Review”

月額料金がプランに応じて月額9~179USドル、”Shopify”上にあるアプリケーションが1,000種類以上、デザインテンプレートが100種類以上となっており、多額の初期費用がかかる開発は必要なく、低リスクながら手軽にカスタマイズでき、自社の運用に合わせた高機能なショップの構築が可能です。

■「Shopify用 自動連携」利用方法
・ネクストエンジン上の「アプリ」として購入。
※ネクストエンジンのユーザーでない場合は、まずネクストエンジンの契約が必要になります。
※アプリ内で”Shopify”との連携の設定を行います。

■「Shopify用 自動連携」の機能
・ネクストエンジンを通じた、他の国内外モール/カートとの在庫連動
・ネクストエンジンへの受注情報取込みと受注管理
・”Shopify”への配送番号の自動反映

■料金体系(「Shopify用 自動連携 」単体での料金)
・売上額(ネクストエンジン上での出荷確定分)の2%の料率と、月額固定費0円