クラウドメール無害化対策「SPC Mailホールド」添付ファイル無害化オプションをリリース

~総務省が推進する「自治体情報システム強靱性向上モデル」におけるメールの添付ファイル無害化を実現~
クラウドメールサービス及びメールシステム導入コンサルティング・ソリューションを提供する株式会社ソースポッド(以下、ソースポッド)は、クラウド添付ファイル保管サービス「SPC Mailホールド」のオプションとして、メールの添付ファイル無害化を実現する「添付ファイル無害化オプション」を2016年6月末にリリースする。

「添付ファイル無害化オプション」を利用することで、総務省が推進する「自治体情報システム強靱性向上モデル」におけるメールの添付ファイル無害化が可能となる。

総務省が推進する「自治体情報システム強靱性向上モデル」におけるメールの添付ファイル無害化対策は、2017年7月のマイナンバー本格運用に備え、以下の対策実行が求められている。

(1)添付ファイルの除去
(2)HTMLメールをテキストメールに変換
(3)URLリンクの削除

メールの添付ファイル無害化を実現する「SPC Mailホールド」の「添付ファイル無害化オプション」は、従来の標的型メール対策等で添付ファイルの無害化を行うケースとは異なり、「自治体情報システム強靱性向上モデル」におけるメールの添付ファイル無害化対策に特化した機能を実装している。

ファイルが添付されたメールを受信する場合、添付ファイルを分離して、必要かつ安全な添付ファイルのみダウンロードできる仕組みを用意しており、ダウンロード画面では受信メール自体の脅威や添付ファイルの脅威情報が表示され、添付ファイル内容もプレビュー画面上で確認でき、ダウンロード時の証跡を残したり、脅威度合いによってダウンロードを禁止したりすることが可能。

LGWAN・インターネットセグメントのファイル取得運用を考慮した仕組みを提供しており、標的型メール対策等では対応が困難であったパスワードが付与されたファイルの脅威分析やプレビューにも対応し、脅威のあるファイルも不正なコード等を無効化したPDF形式でダウンロード可能な「無害化ダウンロード機能」も有している。HTMLメールをテキストメールへの変換、URLリンクの削除についても提供致する。

尚、「SPC Mailホールド」はクラウドでの提供となるで、申込から約1週間で納品可能で、ハードウェア等の資産を持つ必要もなく、現状のメールシステム環境で導入することが可能だ。

ソースポッドでは、「SPC Mailホールド」及び「添付ファイル無害化オプション」を提供することで、地方自治体をはじめとする組織や団体のメールによる情報漏えい・リスク対策の強化を支援していく。