2017年第2四半期において、中国の自転車シェアアプリ利用者が急増

賈 韶蕾

2017年第2四半期において、中国の自転車シェアアプリ利用者が急増

中国における自転車シェアアプリ月間利用者数が2017年第2四半期に著しく増加しました。
快適な気候、活発な宣伝活動、自転車生産量の増加による効果が顕著に現れたようです。

自転車シェアアプリ月間利用デバイス数

自転車シェアアプリは2017年第2四半期の各月において1億台以上のデバイスにインストールされました。
2017年6月に関しては1億2000万台にも昇っています。
3月~5月は好天に恵まれたことと、WeChatが実施したフリーライディングキャンペーンの好評を受け、自転車シェアアプリ利用者数が急増しました。
さらに、自転車シェア企業はユーザーがより手軽に利用できるよう改善とメンテナンスを実施しました。
これが功を奏し、自転車シェアアプリユーザー数が急増する結果に繋がりました。

自転車シェアアプリ「Mobike」「ofo」それぞれの一日当たりの利用回数が2017年6月に800万回を突破しました。両社は激しい市場競争を繰り広げています。

まず4月に利用者数が急増し、それ以降は主要都市部、中堅都市部においてシェアする自転車の台数が需要に追いつかなかったため、利用数は4月と比較して緩やかなスピードで増加していきました。

「Mobike」「ofo」の市場競争は激化していますが、その競争激化こそがより良いオペレーションやメンテナンスを生み出すモチベーションにもつながっているようです。
海外市場、低所得地域の市場調査はもちろん、革新的な製品とマーケティング戦略が市場で生き残る重要な鍵となりそうです。

著者

賈 韶蕾 (SHAOLEI JIA)

中国山西省出身、2010年来日し、2015年に(株)ヴァリューズに入社。
化粧品や日用品のメーカー企業を中心にコンサルティングを行う。
来日後は日本語の勉強をしながら、日本の人気商品を中国で販売するビジネスを3年間行っていたため、
この“転売”経験を活かし、現在は日本市場のマーケティング調査だけではなく、中国市場の分析事業も担当している。

https://www.valuesccg.com/-/china/

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