【初心者必見】ベンダーセントラルの売上確認方法を簡単解説!②【売上が確認できないときの対応方法編】

アグザルファ株式会社

こんにちは!
国内初のAmazon専門コンサルサービスを展開しているアグザルファです!

ベンダーで販売されている事業者様の中で、昨年前半に「売上」の仕様が変更されてから確認方法がよくわからない…というご担当者の方は多いのではないのでしょうか。

リテールの分析って何が確認できるの?
発送済み収益と発送済みの原価の違いって何?

この記事では、ベンダーセントラルでの売上の確認方法について、「確認方法」と「売上が確認できないときの対応方法」についての2回に分けて解説いたします!

今回は、「ベンダーセントラル」の売上が確認できないときの対応方法編】です!
【売上確認方法編】につきましては、こちらよりご覧ください!
【初心者必見】ベンダーセントラルの売上確認方法を簡単解説!①【売上確認方法編】
https://ecnomikata.com/column/40256/

なお、「ベンダーセントラルの売上」についてより詳しく聞きたい場合は、
お気軽にAmazon専門コンサルのアグザルファまでご相談ください!
https://bit.ly/2omhn4b

売上で確認できる項目の詳細

前回のコラムでお伝えした方法でベンダーの売上データを表示することができました。

次に、表示された売上データの各項目を説明していきます。
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確認できる項目
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レポートの右上にある「列のカスタマイズ」から最大で13個の下記の項目を指定し、確認することができます。
※「UPC」「ISBN」「モデル番号」は、商品登録時に設定した情報が表示されるため、未設定の場合は「UNKNOWN」と表示されます。

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・ASIN(★)
・商品名
・親ASIN
・UPC
・EAN
・ISBN
・モデル番号
・受注済み売上高
・受注済み数量(★)
・発送済み収益
・発送済みの原価
・発送済み数量(★)
・返品
※(★)はカスタマイズ時に指定しなければならない必須項目

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この中から、今回はわかりづらい「受注済み売上高」「受注済み数量」「発送済み収益」「発送済みの原価」「発送済み数量」をそれぞれ解説します!

ヘルプページリンク:Amazonベンダーセントラルヘルプページ(売上ダッシュボード )

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受注済み売上高・受注済み数量
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受注済み売上高は、指定した期間の返品やキャンセルなどによる調整を販売に先立って加味した、お客様からの注文によって発生する「Amazonの収益(上代)」が表示されます。つまり、実際には返品やキャンセルが入っていなくても、Amazonが予測した返品やキャンセル分は売上から事前にひかれているということになります。

なお、Kindleおよび印刷書籍にも適用されます。

「受注済み売上高=Amazon販売価格×注文された商品数」で算出されていますが、Amazon販売価格は、価格設定システムによって決まるため、お取引会社様のAmazon販売希望価格と一致しない場合があります。また、プロモーション価格、Amazonクーポン、無料交換はレポートで考慮されない場合があるので注意が必要です。

受注済み数量は、指定した期間の返品やキャンセルなどによる調整を販売に先立って加味した、お客様からの注文によって発生する商品数です。受注済み売上高と同様に、実際には返品やキャンセルが入っていなくてもAmazonが予測した返品やキャンセル分は受注数から事前にひかれているということになります。
なおKindleおよび印刷書籍にも適用されます。

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発送済み収益・発送済みの原価・発送済み数量
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・発送済み収益は、指定した期間の発送時にお客様の注文により発生した「Amazonの収益(上代)」が表示され、「発送済み収益 = 価格 × 発送済み商品数」で算出されています。

・発送済みの原価は、指定した期間に商品調達のために「Amazonがお取引会社様に支払った価格(下代)」が表示されます(POに記載された単価)。

・発送済数量は、指定した期間に発送された商品の数量です。

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おすすめ出品の喪失(カートボックスの喪失)のサポート終了
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なお、昨年前半まで確認することができていた「カートボックスの喪失」のサポートが終了し、過去の数値も確認することができなくなりました。Amazonによると代替指標となる「おすすめ出品喪失(LFO)」を現在開発中とのことですが、この指標が利用可能になる時期についての情報は明かされておりません。

売上が確認できないときの対応方法

上記の手順を行っても、ASINが表示されない場合があります。
そのときは以下の理由か、もしくは複数理由の組み合わせが原因です。

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ASINのマッピング
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レポートに正しくマッピングされていないASINは、レポートに表示されない場合があります。

表示されないASINがある場合は、まずはAmazonの担当者に問い合わせるか、サポートメニューからケースを作成して問い合わせるようにしてください。なお、レポートに正常に反映されるまでに、最大14日かかる場合があります。

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期間内にデータがありません
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ASINをレポートに表示するには、そのASINが、表示中の期間内のレポートにある指標のうち、少なくとも1つの指標で集計対象となっている必要があります。例えば、在庫があるASINは在庫ダッシュボードに表示されますが、指定した期間内に売上が発生しなければ売上ダッシュボードには表示されません。

まとめ

今回はベンダーセントラルにて売上の確認方法について解説していきましたが、いかがでしたでしょうか。

簡潔にまとめると下記となります。
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・売上はベンダーセントラルトップより「レポート」>「リテールの分析」>「売上」の手順で確認ができます。
・売上で確認できる項目は次の通り
「ASIN(★)」「商品名」「親ASIN」「UPC」「EAN」「ISBN」「モデル番号」「受注済み売上高」「受注済み数量(★)」「発送済み収益」「発送済みの原価」「発送済み数量(★)」「返品」
・売上が確認できない場合は、指定した期間内に売上があったかどうかの確認後、売上があった場合にはAmazonの担当者に問い合わせるか、サポートに問い合わせを行いご対応ください。

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Amazonで販売を行う上で売上の確認は必須ですので、レポートの項目を正確に理解して施策や商品ページ改善を行っていきましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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Amazonは単に出品しただけでは、売れる商品も簡単には売れません。
“Amazonに最適な施策”を効果的なタイミングで実施することが大切です。

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■「ECのミカタ通信 vol.20」誌面/WEB掲載
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著者

アグザルファ株式会社

【Amazonコンサルティングのパイオニア企業】
アグザルファは、2011年より国内初となるAmazonコンサルティングを開始いたしました。Amazonコンサルティングのパイオニア企業として長年にわたり多くのクライアントの売上拡大を実現してきた確かな実績や知見があります。

【元Amazon社員が設立、Amazon内の受賞実績も多数】
代表は元Amazon社員でAmazon在籍時には入社してから退社に至るまで5期連続のトップセールスを獲得。ベンダーや海外販売のサポートを含め、中小企業から大手企業まで多くのクライアントのサポート実績を持ち、「Amazonランキング大賞」や「Amazonマケプレアワード」、「Amazon.co.jp販売事業者アワード2022」、「Amazon.co.jp販売事業者アワード2023」など数々の賞を受賞しています。

【アグザルファ独自の戦略 "Amazonに最適な施策"】
アグザルファの「Amazon専門コンサルティング」は目先の一時的な売上を追い求めるたけではなく、長期視点で安定した売上最大化を図る戦略を重視し、各カテゴリや商材ごとに"Amazonに最適な施策" を実施しています。弊社独自のAmazonシステム調査やAmazon社との連携を活かした早期の情報反映を含め、多くのクライアントから高い信頼を獲得しています。


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