【お役立ち情報】Amazon専門コンサルタントがおすすめするレポート4選!王道から場面別まで効果的なレポート活用方法

アグザルファ株式会社

こんにちは!
国内初のAmazon専門コンサルサービスを展開しているアグザルファです!

Amazon出品者の皆様は「Amazonでこんな情報がほしいけど、どこを見ればいいの?」「Amazonはレポートの種類が多すぎてどれを見ればいいかわからない⋯」という経験はありませんか?

Amazonでは多くの種類のレポートを取得することができます。ですが、どのレポートにどんなデータが記載されているのか内容を把握するだけでも大変ですよね。

しかしながら、本当に必要な情報が載っているレポートの数は実際のところ多くはありません。ですので、日々の運用で大事なレポートというのは実は限られています。

そこで今回は、アグザルファのAmazon専門コンサルタントが実際によく使用している「Amazon出品で閲覧できるレポートを4選」ご紹介いたします。

戦略立案分析が得意で豊富な売上実績のあるシニアコンサルタントによる解説になりますので、きっとお役に立てる内容かと思います。ぜひ最後までお付き合いください!

なお、「Amazonレポート」についてより詳しく聞きたい場合は、
お気軽にAmazon専門コンサルのアグザルファまでご相談ください!
https://bit.ly/2omhn4b

王道のレポート(ビジネスレポート・ペイメントレポート)

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ビジネスレポート
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1つ目にご紹介するレポートはAmazon出品者の皆様であればすでにご存じかと思われます。よく使用されるレポートNo1の「ビジネスレポート」です。

アグザルファのAmazon専門コンサルタントも「ビジネスレポート」を使わない日はないと言っても過言ではない王道のレポートですね。

「ビジネスレポート」では、セッション数・転換率・客単価・売上などAmazonで販売していくうえで必須の情報を取得することができます。日々の売上推移や商品別の売上推移の確認はもちろん、売上が上がったor下がった際の原因究明、実施している施策の効果測定など幅広い用途で「ビジネスレポート」を活用しております。

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ペイメントレポート
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そして、もう一つ王道のレポートがございます。Amazon出品者様にとって非常に重要な「ペイメントレポート」です。

「ペイメントレポート」は、注文金額から支払い手数料などを差し引き、実際の入金額等を確認できるレポートになります。そのため、「ビジネスレポート」で確認できる売上のうち、実際に手元に入る金額はいくらになるのかを確認する際に「ペイメントレポート」を使用します。

商品の登録情報が一覧でほしい時のレポート(カテゴリー別出品解析レポート )

続いて2つ目にご紹介するレポートは「カテゴリー別出品解析レポート」です。

みなさんは、Amazonに登録している商品の箇条書きや検索キーワードなどの登録情報を一覧で取得したい場面に遭遇した経験はありませんか?

そのような場面で活用できるレポートが用意されています。商品に登録された情報をほぼすべて一覧として抽出できる大変便利なレポート「カテゴリー別出品解析レポート」です。
※相乗りのASINに出品して出品者様が登録している内容が商品ページ上に反映していない場合は、商品ページ上の情報ではなく出品者様がセラーセントラルに登録している内容でダウンロードされます。

「カテゴリー別出品解析レポート」はAmazonのセラーセントラル上に出品者様が登録されているほぼすべての情報を一覧で取得できるだけでなく、ダウンロードしたファイルはそのまま在庫ファイルとしても使用可能なため、一括で商品情報を確認・更新する際には非常に便利なレポートとなっています。

ほぼ全ての情報を取得できますが、登録している画像&画像URLや出荷作業日数など一部の情報に関しましては「カテゴリー別出品解析レポート」で取得することができませんのでご留意ください。

※注意※
在庫ファイルを使った一括更新は便利な反面、慣れていないと思わぬ項目まで更新をかけてしまうこともありますので、在庫ファイルからの一括更新をする際はくれぐれも慎重に行うようにしてください。


「カテゴリー別出品解析レポート」は「セラーセントラル>レポート>出品レポート」の「レポートの種類の選択」から選択しダウンロードすることができます。

▼「カテゴリー別出品解析レポート」のダウンロード方法

もし、「レポートの種類の選択」の選択肢のなかに「カテゴリー別出品解析レポート」の項目が表示されない場合は、b>テクニカルサポートへ「カテゴリー別出品解析レポート」の権限付与を依頼することでダウンロードすることができるようになりますので、そのようにご対応いただければと思います。

FBA利用商品の注文情報がほしい時のレポート(FBA在庫出荷レポート)

続いて3つ目にご紹介するレポートは、「FBA在庫出荷レポート」です。

「FBA在庫出荷レポート」には、FBAを利用して発送された注文の一覧及びお届け地域(県名・郵便番号のみ)、購入者メールアドレス(Amazonアカウントのもの)、プロモーション費用などの情報が記載されます。

FBAを利用している商品と自社出荷で対応されている商品が混在する出品者様でFBAの注文情報のみを確認したいという時に「FBA在庫出荷レポート」は便利なレポートとなります。

「FBA在庫出荷レポート」は、「セラーセントラル>レポート>フルフィルメント>売上>FBA在庫出荷レポート」からダウンロードすることができます。

▼「FBA在庫出荷レポート」のダウンロード方法

なお、「FBA在庫出荷レポート」に記載される注文はFBAを利用している商品のみとなり、自社出荷で対応されている注文は記載されませんのでご注意ください。
※自社出荷の注文情報は「セラーセントラル>注文>注文レポート>新しい注文」からダウンロードできます。

「FBA在庫出荷レポート」に情報が記載されるタイミングはAmazon倉庫からの出荷日が基準となります。(以下例をご参考ください)

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例)2023年4月の期間で「FBA在庫出荷レポート」をダウンロードした場合
・注文日:4月30日、出荷日:5月1日の商品

上記の場合、注文は4月に含まれていますが、出荷日が5月の商品となるため、2023年4月のレポートではなく、5月のレポートに記載されます。
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基本的に「FBA在庫出荷レポート」はFBAを利用している商品の売上を確認する際に便利なレポートですが、「購入者メールアドレス」を筆頭に購入者情報が少なからず取得できることから、裏ワザ的に新規購入者・リピート購入者、商品ごとの購入回数・購入継続率などAmazonの仕様上取得することができないデータを推測することにも使用できます。

新規購入者・リピート購入者、商品ごとの購入回数・購入継続率などのデータはAmazonが公式で提供していないデータになります。

これらのデータを掛け合わせても100%の精度で算出をすることはできませんが、「FBA在庫出荷レポート」から取得できる個々のデータにひと工夫することで参考値を出すことは可能です。もし、新規購入者・リピート購入者、商品ごとの購入回数・購入継続率などのデータを出してみたい方は「FBA在庫出荷レポート」を使って算出されてみることをおすすめいたします。

※上記の算出はあくまで参考値なりますので、ご注意ください。

広告経由で購入につながっているKWを調べたいときのレポート(検索用語レポート)

最後にご紹介するレポートは、「検索用語レポート(広告レポート)」です。

Amazonの広告レポートは広告タイプ(SP・SB・SD)によって取得できるデータが異なり、レポートの種類も多岐にわたりますが、今回はよく使用されているSP広告(スポンサープロダクト広告)の「検索用語レポート」についてご紹介したいと思います。

他の広告レポートに関しては、また別記事で詳しくご紹介できればと考えておりますので、公開された際はご一読いただけますと幸いです。

▼「広告レポート」のダウンロード方法
「広告レポート」の取得方法につきましては、「セラーセントラル>レポート>広告レポート」の画面から「レポートを作成」をクリックいただくことで、レポートの種類及び期間を選択しダウンロードすることができます。

①セラーセントラル>レポート>広告レポート

②「レポートを作成」をクリック

③レポート作成画面にて「レポートカテゴリー・レポートタイプ・レポート期間」を指定して「レポートを実行」

今回ご紹介するSP広告の「検索用語レポート」では以下項目の情報を取得することができます。


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・開始日
・終了日
・ポートフォリオ名
・通貨
・キャンペーン名
・広告グループ名
・ターゲティング
・マッチタイプ
・カスタマーの検索キーワード
・インプレッション
・クリック
・クリックスルー率 (CTR)
・平均クリック単価 (CPC)
・広告費
・広告がクリックされてから7日間の総売上高
・売上高に占める広告費の割合 (ACOS)
・広告費用対効果 (ROAS)
・広告がクリックされてから7日間の合計注文数
・広告がクリックされてから7日間の合計販売数
・広告がクリックされてから7日間のコンバージョン率
・広告がクリックされてから7日間の広告されたSKUの販売数
・広告がクリックされてから7日間のその他のSKUの販売数
・広告がクリックされてから7日間の広告されたSKUの売上
・広告がクリックされてから7日間のその他のSKUの売上
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上記のとおり、多くの項目に関するデータを取得できるレポートになりますが、このレポートで一番重要なところは「カスタマーの検索キーワード」のデータが取れることです。

実際に購入者が検索したキーワードで、どんなキーワードにインプレッションされたか、どのキーワードでクリックされて売上につながったか、売上につながったキーワード毎の費用対効果(ACOS/ROAS)を確認することができます。

そして、「広告グループ」毎に「カスタマーの検索キーワード」を取得できるため、「広告グループ」を商品ごとに小分けに設定することで、どの商品がどういった検索キーワードで購入されているかを確かめることもできます。

Amazonの仕様上、オーガニック検索での購入データを取得することが現状できませんので、「検索用語レポート」から取得できる「カスタマーの検索キーワード」は非常に重宝しているレポートになります。

また、「検索用語レポート」で購入につながりやすく、かつ費用対効果が良いキーワードが確認できれば、マニュアルターゲティング(キーワードターゲティング)のキャンペーンに追加もしくは露出の強化といった広告の改善はもちろん、検索対策として商品のキーワードや箇条書き、商品名の改善にも役立てることができます。

「検索用語レポート」は広告運用の改善はもちろん、検索対策として商品ページのブラッシュアップにも役立つレポートになりますので、これを機に積極的にご活用いただくことをおすすめいたします。

まとめ

アグザルファのAmazon専門コンサルタントが実際によく使用しているおすすめレポート4選はいかがでしたでしょうか?

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①王道のレポート
・ビジネスレポート

セッション数・転換率・客単価・売上などAmazonで販売していくうえで必須の情報が取得可能
売上増加・減少の原因究明や施策の効果測定に活用できる

・ペイメントレポート
注文金額から支払い手数料などを差し引き、実際の入金額等の情報が取得可能
Amazonの販売にかかる費用、利益の算出に活用できる

②カテゴリー別出品解析レポート
商品に登録された情報をほぼすべて一覧として取得可能
登録情報の確認だけでなく、在庫ファイルとして情報の更新にも活用できる

③FBA在庫出荷レポート
FBAを利用して発送された注文の一覧及び購入者情報、プロモーション費用などの情報が取得可能
データをかけ合わせれば、おおまかな新規購入者・リピート購入者、商品ごとの購入回数・購入継続率などの算出にも活用できる

④検索用語レポート
「カスタマーの検索キーワード」のデータが取得可能
購入につながりやすく、かつ費用対効果が良いキーワードの抽出から、広告の改善や商品ページのブラッシュアップにも活用できる
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冒頭でも触れさせていただきましたが、Amazonでは多くのレポートを取得することができる反面、どのレポートにどういったデータが記載されているかすべてを把握することはとても大変です。

様々なレポートを見てきて感じたことは、本当に必要な情報が記載されているレポートは案外多くないということ。
ですので、今回ご紹介したレポートを参考に皆様の今後のビジネスのお役に立てれば幸いです。

また、今回ご紹介できなかった” 知っていると役立つレポート “ もいくつかございますので、いずれ別の記事で改めてご紹介できればと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

なお、「Amazonレポート」についてより詳しく聞きたい場合は、
お気軽にAmazon専門コンサルのアグザルファまでご相談ください!
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Amazonは単に出品しただけでは、売れる商品も簡単には売れません。
“Amazonに最適な施策”を効果的なタイミングで実施することが大切です。

Amazon出品に関するご相談・お悩みがありましたら、
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■クライアント対談インタビュー記事 ( ECのミカタ )
https://ecnomikata.com/original_news/27993/

■「ECのミカタ通信 vol.20」誌面/WEB掲載
– 今までのAmazon、これからのAmazon –
https://ecnomikata.com/original_news/28097/

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著者

アグザルファ株式会社

【Amazon専門コンサルのパイオニア企業】
2011年より業界初のAmazonコンサルティングを開始。
パイオニア企業として長年にわたり多くのクライアントの売上を拡大してきた確かな実績や知見を蓄積。

商品やカテゴリ問わず、Amazonデータの解析や競合調査をもとに、1社1社に合わせた最適な施策を実施し、競合との差別化で売上拡大の実現に繋げます。

個人から大手企業まで多くのクライアントのサポート実績があり、月商10倍や無名ブランドを有名ブランドに育てるなど、着実に成功事例を創出。

【Amazon内の受賞実績多数】
年間の優秀な出品者や商品に贈られる「Amazonマケプレアワード」や「Amazonランキング大賞」を当社クライアントが多数受賞。

【メディア掲載多数】
「日経MJ」や「日本ネット経済新聞」、Amazon関連書籍をはじめ、多くのメディアで当社のコンサルティング実績が掲載。AbemaTVの番組「AbemaPrime」にAmazonの動向について代表比良がゲスト出演しました。

https://www.axalpha.com/amazonconsul/