【お役立ち情報】Amazonで出品が可能!?「CBDを含む商品」の出品方法と使用できない3つの機能を解説②【後編】
こんにちは!
国内初のAmazon専門コンサルサービスを展開しているアグザルファです!
今回のテーマは「CBDを含む商品の出品方法」です。
Amazonでは様々なジャンルの商品が販売されていますが、中にはAmazonへ申請をしないと販売ができない商品があります。
特に近年、話題になっていることで耳にすることが多くなった「CBDを含む商品」についても、実はAmazonで販売は可能なものの、出品許可の申請が必要になります。
他モールでは販売できるけど、Amazonでも販売できるのだろうか…
これからCBD関連の商品を出品したいけど、どう進めていくのか⋯
これらのお悩みを解決できるように「CBDを含む商品」のAmazon出品方法と注意点を含め、使用できない3つの機能を解説していきます。
今回は、「【お役立ち情報】Amazonで出品が可能!?「CBDを含む商品」の出品方法と使用できない3つの機能を解説①【前編】」(https://ecnomikata.com/column/41607/)に続く、【後編】です!
「CBDを含む商品のAmazon出品」についてより詳しく聞きたい場合は、
お気軽にAmazon専門コンサルのアグザルファまでご相談ください!
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Amazonの商品ページに必要な記載
晴れて出品許可を得て「いよいよ出品だ!商品ページを作成して販売開始しよう!」と思った方⋯一旦お待ちください!
ここで一つ、大きな落とし穴がございます…。
商品ページ上に記載しなければならない内容があります。
「THCフリー」の文言を、「箇条書き」と「説明文」へ記載してください。
実は、この記載については、Amazonのヘルプページには載っていません。Amazonからの指示が出ていないのに、なぜ記載するのかというと、ユーザーにTHC*が含まれていると勘違いされることがあるためです。必ずご記載ください!
*Tetra Hydro Cannabinol:大麻の中で危険な成分は幻覚、幻聴、酩酊状態、多幸感を引き起こす成分
弊社がサポートをしているAmazon出品者様のケースで、「THCフリー」の記載が無かったために商品ページが削除されたことが実際にありました。
特に薬機法を含め、このような商材についてはAmazonの取締りが年々強化されています。CBD商品において現状確認済みの注意点は上述の1点のみとなりますが、この先増える可能性も十分にあるでしょう。
これはNG!Amazon出品で使用できない3つの機能
AmazonでCBD商品を出品・販売する場合、通常なら使用できる機能が一部使用することができません。
予め理解しておくことで考慮した販売戦略を立てることができるでしょう。「考えていた販売施策が実施できず、売上目標が狂ってしまった…」といった不測の事態を回避できますのでぜひ知っておきたい内容です。
以下はCBD商品の出品において、使用できない代表的な機能を3点まとめました。
ぜひチェックしておきましょう!
① FBA倉庫へ商品の預け入れができない
カンナビジオール(CBD) が含まれている商品はFBA禁止商品として定められているため、FBAに納品することができません。
FBA納品不可であるため、仮に「Amazonブランド登録」をしていたとしてもVine機能を使用することができません。
② Amazon内外の広告は打てない
Amazon内のSP広告・SD広告・SB広告、DSP広告の利用も制限されています。
引用元:Amazon出品者のヘルプ ヘルスケア – 処方薬(Rx)、一般用医薬品(OTC)、サプリメントおよび医療機器
③ Amazonストアへの掲載
ブランド登録をしていてもAmazonストアへの掲載ができません。
以上のように、CBD商品は出品制限を受けている商材になるため、Amazonで出品が可能であっても機能面で制限がかかります。
ピンと来た方もいると思いますが、これら使用不可の機能はAmazonで売上を上げていく上で重要な施策になるものが多いということです。とりあえず出品しておきたいのであれば問題ありませんが、売上を立てていく必要がある場合は、通常商品と比べてハードルが高いため、活用できる機能の中で販売戦略を立てていく必要があるでしょう。
追跡可能率は、直近30日間で「95%未満」になってしまった場合、下記事項が発生する可能性があるためご注意ください。
まとめ
制限が多く出品できないと思われがちなCBD商品ですが、手順さえ踏めばAmazonでの販売は可能です。
現在は販売可能ではありますが、例えば今後、カンナビジオールの扱いが変わり指定薬物となってしまうと、輸入販売や国内製造が違法になるためAmazonで出品販売は不可能になりますので、CBD商品を取り扱う場合は、定期的に最新情報を確認しておくとよいでしょう。
詳しい最新情報については、厚生労働省の麻薬取締部のページをご確認ください。
本記事の内容をまとめますと以下の通りとなります。
・出品禁止例として、THC(テトラヒドロカンナビノール)を含むものや大麻由来製品などが存在する
・商品登録の前もしくは後に必ず出品申請が必要であり、提出書類は2パターン
■パターンA: 輸入しようとするCBD製品が、大麻草から作られている場合
■パターンB: 輸入しようとするCBD製品が、大麻草から作られていない場合
出品許可用の書類はフォーマットに従い、テクニカルサポート問い合わせる形で提出する
・商品ページには「THCフリー」の記載が必須であり、記載がない場合は商品ページを削除される可能性がある
・CBDを含む商品はAmazon上の機能を一部制限される
「FBA倉庫への預け入れ」 /「 Amazon内外の広告」 / 「Amazonストアへの掲載」が利用できなくなる
以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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