特別企画:ASPカートが見据えるECの未来【サービス比較編】

福島 れい

 「特別企画:ASPカートが見据えるECの未来」としてCARTSTAR・FutureShop2・MakeShop・カラーミーショップ・Shopserveの5つのサービスの特徴と、各社が目指す姿をお伝えしてきた。しかし実際に「どのサービスを使おうか・・・?」と考える際には、費用や機能面などをより詳細な情報が必要になる。今回は、各サービスの基本的な情報から費用や機能などを比較し、表にまとめた。

 このページで表現しきれない細かな内容はPDFにまとめているので、ぜひご覧いただきたい。
 詳細PDFはこちら→https://goo.gl/CQMFLG

流通総額1位はMakeShop、店舗数が多いのはカラーミー

 まずは、各サービスの基本的な情報から。利用店舗数で見ると、CARTSTAR:1,000店舗以上、FutureShop2:2,100店舗以上、MakeShop:22,000店舗、カラーミーショップ:44,000店舗、ショップサーブ:12,592店舗となっている。

 また利用店舗の平均売上金額を見ると、CARTSTARとFutureShop2で約5,000万円、MakeShopは約2,000万円だ。利用店舗数と平均売上金額を併せて考えると、MakeShopやカラーミーショップは、小規模な店舗から導入しやすく、CARTSTARやFutureShop2は、比較的規模の大きな店舗から人気を集めている様子がうかがえる。

 各サービスとも、2週間から1か月の導入前無料体験期間が設けられており、安心して利用を始められそうだ。


安く始めるならカラーミー、プランが多いのはFutureShop2

 続いて、各サービスの費用を見ていこう。FutureShop2、カラーミーショップ、ショップサーブは複数のプランが設けられており、プランによって、利用料や登録可能商品数、利用できるデザインテンプレート数などが異なる。

機能などは最小限でいいから安く、という方は初期費用、月額費用が最も安い、カラーミーショップのライトプランが良いだろう。また、独自ドメインの取得にかかる費用やドメインの移行などにかかる費用もサービスごとに異なるため、事前に確認しておきたい。

CARTSTAR・FutureShop2・MakeShop・カラーミーショップ・ショップサーブの5つのサービスを比較表にまとめている。

ASPカート比較表のダウンロードはこちらをクリック

比較項目は以下。
・各サービスの基本情報
・初期費用や月額利用料、プラン設定
・決済手数料や、対応決済手段
・デザインテンプレートをはじめ、登録可能商品数や集客支援ツール


記者プロフィール

福島 れい

ECのミカタ編集部に所属するバドミントンと和服、旅好きの記者、通称れーちゃん。ミニ特集「アパレルECの未来(https://goo.gl/uFvr2C)」等、これからEC業界がどんな風に発展していくのか。に注目しながら執筆しています。2017年の執筆テーマは、”私にしか書けない記事をタイムリーに”。

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