airClosetがサイトを改善、ぴったりサイズの洋服をお届け

ECのミカタ編集部

 株式会社エアークローゼット(以下、エアークローゼット)は、8月末日より月額制ファッションレンタルサービス「airCloset」の月額会員向けページを全面リニューアルした。今回は、サイトリニューアルによる改善点やエアークローゼットのこだわりについて紹介する。

サイトリニューアルのポイントとこだわり

サイトリニューアルのポイントとこだわり▲「unisize」が導入された「airCloset」のマイページ

 今回の全面サイトリニューアルは、「airCloset」のサービス開始以来初で、利用時の操作性の快適さや顧客目線でのUI(ユーザーが触れるサービス)設計など、全面的なUX(ユーザーがサービスに触れることによって得られる体験)改善及びパフォーマンスアップに加え、株式会社メイキャップ(以下、メイキャップ)が提供する洋服の「ぴったりサイズ」をユーザー毎に判別できるサイズレコメンドエンジン「unisize(ユニサイズ)」が各ユーザーのマイページに導入された。

 「airCloset」といえば、期限なし、何度でも、そしてプロのスタイリストによる洋服のコーディネートを送料・クリーニング費込みで提供しているが、今回の「unisize」導入により、さらに隙のないサービスになり、UXが向上することは間違いない。

 ECという非対面のサービスでは、商品の実物が手に取れないという問題がある。特に、他の分野に比べ、洋服のサイズ精度はUXを左右する重要な要素の一つなのだ。「unisize」は国内外の洋服ブランドを対象とした多量な洋服サイズを有し、入力されたユーザーの身体情報、特徴をもとにサイズを推定する独自のアルゴリズムで動いているため、ユーザーは身体に合う洋服や身体の特徴などの簡単なアンケートに答えるだけで自分にあったオススメのサイズを確認することができるのだ。

 そして、すでにある程度の精度を誇る「unisize」に対して「airCloset」に寄せられたデータが蓄積されることで、よりサイズの精度が上がるというように、「airCloset」と「unisize」の間で相互シナジーを生み出し、両者のサービスがさらに向上するということである。

 商品の実物が手に取れないことにより生じるサイズのギャップ問題が解消されれば、店舗に行くよりも豊富な商品数を取り揃えていて、なおかつどこでも商品の購入ができるアパレルECの需要がさらに高まることが想定される。

 また、「airCloset」は、サイズ以外にも、継続すればするほど、スタイリストとのコミュニケーションが深まり、よりパーソナルスタイリングの価値が実感できる仕組みを提供している。そして、それが実現する背景には顧客とスタイリストの間で、配送ごとに洋服への感想やサイズ感のフィードバックのやり取りを行うなど、顧客目線を重視し、積極的にサービスに取り入れているということがある。エアークローゼットは、店舗側の都合だけではなく、顧客目線に立つことで、UXの最大化を目指しているのである。

 そんな、洋服との出会いを提供しているエアークローゼットのこだわりや想いが記事になっているので、ぜひご一読して頂きたい。また、併せてアパレルECに関する記事も掲載しているので、顧客目線が大切なアパレルECが、それぞれどのような戦略を展開しているかを比較し、自社ECのUXを向上させるための参考にしてほしい。

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