感性で選ぶギフトECサイト「PRELY」新しさの秘密

石郷“145”マナブ(編集長)

 ここは代官山のASOというレストラン。煌びやかで華美な女性で溢れていた。

 何が行われていたかといえば、とあるカジュアルギフトのサイトのお披露目パーティが開かれていて、少し気後れしながら、潜入してみた。そのカジュアルギフトのサイトこそが、レッドホースプルート株式会社(東京都港区)が運営する「PRELY(プレリィ)」だったのだ。

 「PRELY(プレリィ)」の華やかな船出である。トレンドをリードするインフルエンサーを集めて、レッドホースプルートCMO廣瀬陽子さんがサイトの説明を行い始めると、女性たちは、iPhoneを片手に、その説明に耳を傾けた。「PRELY(プレリィ)」は、カジュアルギフトの専門ECサイトではあるが、ただ単純に商品を選ぶだけではないのがミソで、彼らの言葉を借りるなら「プレゼント体験にイノベーションをもたらす」と廣瀬さん。

 そこで販売されている商品は、陳列され、拡散したくなるようなユニークなギフト商品も多い。インフルエンサーの方が面白いと、手に取ってくれたのが、こちら。「ザラママ グルメポップコーン」だ。

 とうもろこしがそのまま密封されカチンコチンに棒状に固められている商品。この商品をビニール袋に入れて、電子レンジにかけると、とうもろこしからポップコーンが飛び出してくる。そして、右の方が持っているようにとうもろこしにポップコーンが実っているような仕上がりになる。

 商品の発掘力に驚いていると、その理由を廣瀬さんが説明してくれた。「レッドホースプルートはもともと、旅行のお土産事業などをやっており、日本はおろか、海外のお土産などに関して知見があるのです」。

 それでふと思った。ギフトというのは“非日常”であり、海外の商品でいえば、日本にはない独創的でアーティスティックな部分が好奇心をかきたてるだろうし、日本の商品で言えば、全国区になっていないけど、未だ見ぬ匠に価値を感じることだってある。日本はおろか、海外のお土産などは、ギフトとしてのポテンシャルは十分なのかもしれない、と。しかも、大きさ、重さ、カジュアルギフトとして人気の価格で、2,000円前後であり、SNS映えする見た目の商品をラインナップしているのも、ギフトとしては、奏功しそうだ。

直感を重んじ、相手の気持ちにより近いギフトの実現

 さて、サイトの仕組みの話に戻す。冒頭、廣瀬さんが「このサイトがプレゼント体験のイノベーション」だと説明する根拠は、どこにあるのか。どんなイノベーションだというのか。それは、同社によれば、自ら独自に集計したビッグデータに基づき、女性にとって身近なアプローチの仕方で商品を引き出していくとしており、それを顕著に示すのが「ハッシュタグ検索」だとした。

 TOPページには「ハッシュタグ検索」の欄がある。ここには、ハッシュタグで掲げる直感的なキーワードが並び、これらはまさにInstagramなどのSNSを活用する人にとっては身近なものばかり。一方で、同社は、ギフト商品一つ一つにそうしたキーワードをタグ付けすることで、直感的に拾い上げたハッシュタグのキーワードとギフト商品を結びつけたのだ。

 直感的に選ぶ要素は、ハッシュタグだけでなく、贈る相手の性別や性格による選択にも、商品が紐づくようになっていて、それによって出てくる、商品の一覧は、独自の集計方法を用いたものがベースになっていて、まさに、これまでにはない一覧となっている。それは今までとは全く違った価値観によるショッピング体験なのだ。

 そうして直感的に選び出したものを赴くままに、ライトにプレゼントできる。仮に住所を知らない相手でも贈れるようにしていて、購入時に表示されるURLをメッセージに入れて、相手にLINEするだけ。受け取った人は、そのURLから飛んだ先で、自分で住所を入力できるようになっているから、必ず受け取れるのだ。しかも、下記の写真の通り、ギフト仕様で届けてくれるきめ細やかさもグッド。

 本来、プレゼントは、何をもらっても嬉しいはずなのだけれど、何を贈るかには大抵頭を悩ませる。それは、その人のセンスが問われてしまうからだ。だからこそ、女性はレコメンドするものを買うのではきっと納得することはない。感情に訴えかけ、相手にとって意外性のある楽しいギフトこそ、彼女たちが求めるギフトの姿だ。

 それは送り主と受け取る人の間の距離を縮める。このサイトがやろうとしているのは、まさに昔ながらの伝統的な贈り物ではなく、コミュニケーションなのだと思う。まるで、インスタで「いいね」をつける感覚で、ギフトでコミュニケーションできれば、もっと相手との関係性が深まる。

 それゆえ、女性がギフトにおいて、そうした要素を抑えた「PRELY(プレリィ)」に期待する向きは強くなってくるはずだ。その意味で、期待を持って見守りたい。

記者プロフィール

石郷“145”マナブ(編集長)

ECのミカタ 編集長。キャラクター業界の業界紙の元記者でSweetモデル矢野未希子さんのジュエリーを企画したり、少々変わった経歴。企画や営業を経験した後、ECのミカタで自分の原点である記者へ。トマトが苦手。カラオケオーディションで一次通過した事は数少ない小さな自慢。

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