Fashion CREATOR’S FILE　時代は【スキルや価値の交換】へ

株式会社クリーク･アンド･リバー社（以下C&R社）のファッション事業部はこの度、ファッション・アパレル業界で活躍するファッションクリエイター達が、自身の実績や作品を無料で掲載できるポートフォリオサイト「Fashion CREATOR’S FILE（ファッションクリエイターズファイル）」をオープンしたと発表した。

　C&R社ファッション事業部が運営する「SOW.TOKYO」は、ファッション・アパレル業界から多くの注目を集めるWebメディアだ。その「SOW.TOKYO」の中に「Fashion CREATOR’S FILE（ファッションクリエイターズファイル）」というファッションクリエイターのためのポートフォリオをオープンさせた。

　C&R社は現在、デザイナーやディレクター、パタンナーなど、ファッションクリエイター約4,000名のネットワークがあるという。これらのファッションクリエイターの方々がより創作活動に集中し、キャリアアップや独立開業に繋げていくためのポートフォリオサイトが「Fashion CREATOR’S FILE」だ。

　自身のプロフィールや経歴などの基本情報と、これまでの作品（写真やデザインなど）最大10枚を無料で掲載することができ、ファッションクリエイターとしての自身のプロモーション活動に広く活用できる。ファッションクリエイターを探している企業とのビジネスマッチングの場としての利用が可能だ。

　「ファッションクリエイターズファイル」の登録クリエイターは、「SOW.TOKYO」のコンテンツ“「ＴＨＩＮＫ」クリエイターズインタビュー”との連動なども予定。同記事の各メディアへの転載やSNSによる拡散、イベントにおける告知などを通じ、プロモーション活動を強力にバックアップしていく。

新らしい働き方は【スキルや価値の交換】の時代へ

　「Fashion CREATOR’S FILE」では『コンテストやコンペ、勉強会などを通じ、積極的にファッションクリエイターの方々のスキル・知識習得の機会と活躍の場を創出し、ミッションである「プロフェッショナルの生涯価値の向上」に貢献していく』としていて、スキルアップや横のつながりの創生にも期待ができる。スキルのシェアという面で、これから大きな広がりを見せるはずだ。

　昨今、フリーランスという働き方が各方面に進出してきている。ファッション業界はもともとフリーランスの多い業界ではあったが、まだまだ需要・供給ともに増加していくだろう。

　もはや「雇う」「雇われる」という常識は通じなくなってくるのかもしれない。【スキルや価値の交換】が普通に行われる世の中になってくるのだろう。企業側にもこうした理解を深めていく必要がまだまだある。そして、こうした人材とのマッチングが、生産性を効率よく上げていく一つのカギになってくるはずだ。