ecbeingの9年連続シェアNo.1にみるEC業界のトレンドと先行き

ECのミカタ編集部

株式会社ecbeing(イーシービーイング 本社:東京都渋谷区、以下ecbeing)は、富士キメラ総研社の発行する「富士マーケティング・レポート」 2016年版のECソリューション市場占有率においてすべての商材カテゴリ、ユーザーEC事業規模にて9年連続シェアNo.1を獲得した。

 ecbeingはECシステムの構築400名体制と合わせて、100名以上のマーケティング支援体制で、システム構築はもちろんサイト分析からデザイン制作、プロモーションまでのワンストップサービスにより「売れるECサイト」づくりをサポートしてくれる会社だ。

 そのecbeingが富士キメラ総研社の発行する「富士マーケティング・レポート」 2016年版のECソリューション市場占有率においてすべての商材カテゴリ、ユーザーEC事業規模にて9年連続シェアNo.1を獲得したと発表した。

アパレルや健康・美容関連品が大きな市場である理由

アパレルや健康・美容関連品が大きな市場である理由

 アパレル/食料品・飲料/家具・雑貨/その他物販販売の分野において大きなシェアを誇っている。幅広いジャンルでシェアを獲得できているあたりは1,000サイト超を構築してきたecbeingの強みだろう。

 興味深いのはecbeingが発表したコメントの「2016年度のEC業界全体ではアパレルの市場規模が最も大きく、次いで健康・美容関連品が大きな市場」という一文。

このジャンルはオムニチャネルや越境ECなどのトレンドに対する意識が強く、そのようなEC事業社のeビジネスをトータルに支援する体制がecbeing導入の拡大につながっているとした。

ECに求められているのは「グローバル&シームレス」

ECに求められているのは「グローバル&シームレス」

 この調査レポートはEC構築システムの金額ベースの話なので、「安く広く受注する」か「1件を高単価で受注するか」で変わってはくるのだが、やはりECサイトのトレンドとしては確実にオムニチャネルや越境ECの方に向かっており、グローバル&シームレスが求められているということがよく分かる。

 9年連続シェアNo.1ということは、やはりその方向性を業界老舗のecbeingが熟知しているという点に尽きるのではないだろうか。実績と経験はやはりモノをいう。これからのEC業界の先行きをしっかりと示してくれた発表だったように思う。

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