SNSとの付き合い方を考える。企業は目的に則した活用を行うべし【ジャストシステム調べ】
株式会社ジャストシステムは、『モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査(2018年1月度)』の結果を発表している。本調査は、15歳~69歳の男女1,100名を対象に、インターネットやSNSとの付き合い方についてアンケートを実施している。
マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp」で、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施した『モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査(2018年1月度)』が発表されている。今回も興味深いアンケート結果が出ているのでいくつか抜粋してみた。
SNS別のアンケート投稿機能について尋ねたところ、Twitter利用者のうちの41.0%が、Twitterのタイムライン上におけるアンケート形式の投稿に「回答したことがある」と答えた。なお、Facebookは21.0%、Instagramは20.9%、LINEは25.0%の利用者がそれぞれのアンケート形式の投稿に「回答したことがある」と答えている。
また、Twitter以外のSNSについては半数以上が「アンケート投稿機能について知らない」と答えており、アンケート投稿機能ではTwitterがダントツで認知されているという結果となった。
Facebook、Twitter、Instagram、LINEについて、1日あたりの利用時間を聞いたところ、平均ではTwitterが一番利用時間が長いという結果が出ている。特に10代と20代で利用時間が長くなっており、10代は85.44分、20代は72.51分だったという。
なお、10代が1日にFacebookを利用する時間は平均49.44分、Instagramは65.01分、LINEは62.61分。20代のFacebook利用時間は57.36分、Instagramは58.83分、LINEは61.41分だった。
SNSアカウントで他のサービスなどにログインできる「ソーシャル・ログイン」機能について、「特に抵抗を感じることがない」と回答した人は24.2%だった。若い人ほど「ソーシャル・ログイン」に抵抗を感じない傾向にあり、10代は40.0%、20代は33.5%が「特に抵抗を感じることがない」と答えた。
目的に応じたSNSアカウントの運用方法を
SNSはソーシャルログイン等も含めて様々な使い方がされている。各SNSや年代によっても使い方が大きく異なる。プロモーションやマーケティングに活かそうと思ったときには、そのSNSの特徴や各年代の利用方法を熟知しておく必要がある。そして、各SNSによって文章や写真など使い分けるのがベターだといえる。こうしたアンケート調査をもとに、自社のSNS運用のあり方をもう一度考え適切に各ユーザーにリーチさせてほしい。