3月のEC利用率は約5割で昨年平均値より上昇 ジャストシステムが最新レポートを公表

ECのミカタ編集部

株式会社ジャストシステムは、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」で、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施した『Eコマース&アプリコマース月次定点調査(2020年3月度)』の結果を公表した。ここではその概要についてポイントを絞って見て行く。

調査概要

調査名:『Eコマース&アプリコマース月次定点調査 (2020年3月度)』
調査期間:2020年3月23日(月)~3月27日(金)
調査対象:17歳~69歳の男女1,100名

ネットスーパー利用者過半数「直近3カ月で利用頻度増」

EC利用経験者のうちネットスーパーを「知っている※1」人は95.1%で実際に「利用している」人は22.3%だった。「利用している」人のうち直近3カ月において「利用頻度が増加した」人は28.6%、「やや増加した」人は32.7%となった。

あわせて61.3%の人は利用頻度が増加していた。一方で「どちらともいえない」と答えた人は30.6%、「頻度がやや減少した」人は6.1%、「頻度が減少した」人は2.0%だった。

※1:「ネットスーパーを利用している」「以前は利用していたが、現在は利用していない」「知っているが、利用したことはない」と答えた人の合計。

3月のEC利用率は約5割で昨年平均値より上昇

2020年3月に「ECサイト(またはアプリ)で商品の購入を行った」人の割合は47.8%だった。今年2月は43.8%、2019年3月は41.1%、2019年1年間の平均値は43.8%であったので、今年3月はECで購入した人の割合が増加したことになる。年代別に見てみると、10代(38.0%)、20代(40.0%)、30代(45.5%)、40代(52.0%)、50代(52.5%)、60代(54.0%)で40代以降は半数を超えた。

Prime Nowを「メインの購入方法としている」は45%

東京都在住のネットスーパー利用者に対して、生鮮食品などがすぐに配達される、Amazonプライム会員向けサービス「Prime Now」の利用経験を聞いたところ、「利用したことがある」人は51.3%、「知っているが、利用したことはない」人は15.4%、「知らない」人は33.3%だった。

また東京都在住の「Prime Now」利用経験者のうち、生鮮食品や日用品購入のために「Prime Now」を「メインの購入方法としている」人は45.0%、「サブ手段としている」人は55.0%だった。

さらに「Prime Now」を利用したことがあり、スーパーなどの実店舗も行く人に、その理由を聞いたところ、「他店舗も、ついでに寄りたい」が最も多く(64.7%)、次いで「実物を見て選びたい」「実店舗までに足を運ぶ過程が楽しい」(ともに58.8%)、「取り扱っていない商品やブランドを購入したい」(52.9%)となった。

まとめ

調査結果にあるように、ネットスーパー利用者の約6割が「直近3カ月で、利用頻度が増えた」とし、3月のEC利用率は約5割で昨年の平均値よりも上昇した。また東京都在住・ネットスーパー利用者の約5割に「Prime Now」の利用経験があり、同サービスを食品・日用品の購入方法として「Prime Now」をメインに使う人は45%・サブ利用の人は55%となった。

これまでもEC化の進展や生鮮食料品のEC利用の浸透などによってEC利用者は増加の一途をたどっていたが、新型コロナウイルスによる感染拡大によって、さらにその傾向は加速することになりそうだ。


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