女性向け動画メディアのC Channelが、中国への事業展開のため『微博』と提携

ECのミカタ編集部

『C CHANNEL』を運営するC Channel株式会社(以下「C Channel」)は、「新浪日本総合ネットワークグループ株式会社(以下「新浪日本総合ネットワークグープ」)と業務提携契約を締結したことを公表した。

動画・EC・インフルエンサー分野を発展させる提携

日本最大規模の女性向け動画メディア『C CHANNEL』を運営するC Channel社 (本社:東京都港区、代表取締役社長:森川亮)は、「微博(weibo)」の日本における広告・PRの販売権を有する新浪日本総合ネットワークグループ社(本社:東京都港区、代表取締役会長:周帆)と動画・EC・インフルエンサー分野を発展させることを目的とした業務提携契約を締結したことを公表した。

アジア圏を中心に10カ国でサービスを展開

アジア圏を中心に10カ国でサービスを展開

『C CHANNEL』は、「女性の“知りたい!”を動画で解決する」をコンセプトに、日本最大規模の女性向け動画メディアだ。

女性の関心が高いテーマを中心に、短い時間で手軽に視聴できる縦型動画をクリッパー(有名雑誌の人気モデルや人気ブロガー、ネイリスト、人気美容師、インフルエンサーなど)と共に撮影・制作し、日本・世界に向けて発信している。

その『C CHANNEL』は現在、アジア圏を中心に10カ国でサービスを展開し、SNSファン数は延べ2,300万人を超え、世界中のユーザーから支持されるサービスへと成長を遂げた。

着実な成長をしている一大動画プラットフォームだが、今回いよいよ、購買意欲旺盛な巨大な人口を抱える中国への新たな展開へ向けた施策を開始したことになる。

中国への本格的な事業展開が可能に

今回の業務提携により、中国語圏最大のソーシャルメディア「微博(weibo)」を活用した中国・日本及びアジア圏向けの動画広告関連事業やインバウンド関連事業、越境EC関連事業及びインフルエンサー関連事業等の共同サービスを開発・提供し、中国への本格的な事業展開が可能となった。

EC市場は、ライブコマースをはじめ、動画を活用した販売手法が脚光を浴びている。ユーザーからすれば、よりライブ感ある商品情報を、インタラクティブに視聴でき、事業者や売り手は、よりユーザーとの接点を確保する事が可能になるからだ。

動画、越境、インフルエンサーといった、今、ECの最先端とも言える要素が詰め込まれているといえる今回の業務提携。アジアのEC市場の主戦場のひとつともいえる中国への進出は、それだけでも熱気を帯びているとも言えるだろう。中国のユーザーの心をつかむその様子をぜひ注視したい。


記者プロフィール

ECのミカタ編集部

ECのミカタ編集部。
素敵なJ-POP流れるオフィスにタイピング音をひたすら響かせる。
日々、EC業界に貢献すべく勉強と努力を惜しまないアツいライターや記者が集う場所。

ECのミカタ編集部 の執筆記事