PayPalが、中小企業・個人事業主向けサービス『PayPal.me』をリリース

ECのミカタ編集部

PayPal Pte. Ltd.(本社:シンガポール、東京支店カントリーマネージャー:曽根 崇、以下「ペイパル」)は、中小企業・個人事業主に向けたサービスを強化するため、新たに「PayPal.me」をリリースした。

安定感のあるネット決済のグローバルスタンダード

1998年に設立したペイパルは、周知の通り、インターネットの一般への普及と歩調を合わせ、セキュアかつ利便性の高い決済サービスを展開してきた。現在では 200 以上の国と地域で、100 通貨 以上での決済が可能になっており、56通貨で銀⾏⼝座への⼊⾦、25 通貨での⽀払いの受け取りが可能となっており、2 億 3,700 万⼈が世界中でペイパルを利⽤し、ネット決済のグローバルスタンダードとしてその存在感を発揮し続けている。

ペイパルは、世界をリードするオープンデジタル決済プラットフォームとして、昨年約 76 億件 の取引を決済し、うち27億件はモバイル決済だった。金銭の授受をPayPalが仲介するため、取引先にクレジットカード番号や口座番号を知らせる必要がなく、安全性についても多方面から支持されている。

そのネット決済の老舗かつリーティング企業であるペイパルが今回、日本国内の中小企業と個人事業主向けに新たなサービスとして、ついに「PayPal.me」をリリースした。

リンクのシェアで簡単決済が可能

リンクのシェアで簡単決済が可能

今回リリースされたPayPal.meは、URLでより手軽に支払いを受け取れるサービスになっている。同サービスは、ソーシャルメディア上で、商取引の決済・請求ができるのが特徴だ。

PayPal.meのリンクを作成し、Mail、SMSのほか、インスタグラムやFacebookなどのSNSでシェアすることで、それを受取った相手は、モバイルに最適化された画面から簡単に支払いを行うことが可能だ。

こうした利便性から、ソーシャルメディアを活用したオンライン販売からフリーランスでの仕事の請求まで幅広く活用されることを想定している。なおPayPal.meのリンク作成にはビジネスアカウントまたはプレミアアカウントが必要となる。

さらに進化するペイパル

インターネットの普及と共に一気に広がりを見せ、現在も拡大を続けるEC市場。そこにおいてより安全性と利便性を備えた決済システムは、同市場を支える大きな、そして不可欠な要素だ。

同分野で着実に実績を重ね、今やグローバルスタンダードとして揺るぎない地位を確立したペイパルが、さらに利便性と活用の幅を広げる施策を展開していることになる。

並み居る後発の決済プラットフォームとの競争にさらされる中、自身のアドバンテージと市場のニーズ、そしてベネフィットをしっかりととらえる同社は、2018年も確かな存在感を発揮して行きそうだ。

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