セブン&アイがスマホ決済サービスを展開する新会社『セブン・ペイ』を設立

ECのミカタ編集部

※写真はイメージです。

本格サービスインは2019年春か?

セブン&アイグループは、事業環境の変化に対応したデジタル戦略に取り組んできたが、今回その一環として、スマートフォンをツールとした新たな決済サービスを提供する新会社『セブン・ペイ』を設立した。

現在、新会社の具体的なサービス開始の準備段階とみられ、関係当局が関与する必要な手続きを経て、早期にサービスを開始することを目指す見込みだ。各種の情報を総合すると、具体的なサービスの内容の発表が2018年秋、決済サービスを柱とする本格的なサービスインは2019年春ごろとみられる。

なお、公式からのアナウンスで、新会社設立とそれが関わる事業が、株式会社セブン&アイ・ホールディングスと株式会社セブン銀行の今期の連結業績に与える影響は「軽微と見込んでいる」としている。

新会社の概要

【名称】
株式会社セブン・ペイ

【所在地】
東京都千代田区二番町4番地5

【代表者の役職・氏名】
代表取締役社長 小林 強(こばやし つよし・株式会社セブン・フィナンシャルサービス 取締役専務執行役員兼務)

【事業内容】
スマートフォンをツールとした決済サービス等(サービス開始は必要な関係当局との手続き完了後)

【資本金】
1億5000万円

【設立年月日】
2018年6月14日

【株主及び持株比率】
株式会社セブン・フィナンシャルサービス70%
株式会社セブン銀行30%

【決算期】
2月末日

注目される『セブン・ペイ』の役割

注目される『セブン・ペイ』の役割

セブン&アイグループは、流通・小売のトップクラス企業として、全国に展開するスーパーやコンビニ、金融部門など、ひとつの巨大なエコシステムを形成している。特にコンビニの業績の安定感は圧倒的で、他の追随を許していない状況だ。

一方で、Amazonなどに対抗する形で、「EC+オムニチャンネル・プラットフォーム」として展開が始まった『オムニ7』は、当初の目論見からは大きく外れ、数字の面でも伸び悩んでいる。

その同社が、いよいよ本格的にスマホ決済に乗り出した形だ。グループ内にセブン銀行を持っているセブン&アイが今まで独自のスマホ決済を提供していなかったのは、不思議だったとも言え、満を持しての取り組みとも言えるかも知れない。

コンビニ事業での抜きん出た存在感と共に、今後のEC展開の面での再構築に視線が集まるセブン&アイだが、その陣営の中で『セブン・ペイ』がどのような役割を担っていくのか、その動向を見守っていきたい。

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