『変なホテル ハウステンボス』公式ネットショップをBASEと連携したオーダーシステムPutmenuで支援

ECのミカタ編集部

プットメニュー株式会社(本社:東京都大田区 代表取締役:山本 望)とボクシーズ株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役:鳥居 暁)は、オーダーシステム「Putmenu(プットメニュー)」において、「ネットショップ」と連携する機能をハウステンボス株式会社(代表取締役社長:澤田 秀雄)が運営する「変なホテル ハウステンボス」に提供することを公表した。なお、ネットショップは、BASE株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:鶴岡 裕太)が提供するEコマースプラットフォーム「BASE」上にて提供される。

IoT技術で「注文・会計0分」を実現

IoT技術で「注文・会計0分」を実現画面イメージ

Putmenuは、レジ不要のオンライン決済に対応しているオーダーシステムだ。支払い方法は、クレジットカードやスマホ通話料の支払い(「ソフトバンクまとめて支払い」、「ドコモ払い」、「auかんたん決済」)、Alipay、Apple Payなどに対応しており、注文のために並ぶ必要も財布を出す必要も無いという。アプリは会員登録が不要で、注文するとスマートフォンに呼び出しベルのように音やバイブで通知する機能があるのも特徴だ。

商品のメニューは12言語(日本語、英語、中国語[簡体/繁体]、韓国語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、タイ語、カンボジア語、ベトナム語、ロシア語、スペイン語)にも対応しているため、幅広く訪日外国人観光客にも対応できる。

Putmenuはまた、Microsoft Azureで構成されており、Microsoft Innovation Award 2016 ファイナリスト、Microsoftのスタートアップ支援プログラム「BizSpark Plus」に採択、(公財)東京都中小企業振興公社の事業可能性評価委員会の評価事業、2017年の経済産業省「IoTを活用した新ビジネス創出推進事業」に採用、MCPC award 2017で「総務大臣賞」を受賞、AEON Financial Service Innovation 2017で「最優秀賞」を受賞した革新的なIoT製品ともなっている。

旅行後のリピーター醸成にも寄与

旅行後のリピーター醸成にも寄与

今回そのPutmenuが、ハウステンボスの「変なホテル」公式ネットショップに採用された。「変なホテル」では、Putmenuを使うことで、お土産をキャッシュレスで購入して、チェックアウト時に商品を受け取ることができるサービスを提供する。

また公式ネットショップは、Putmenuと連携した「BASE」上でサービスを提供する。ユーザーは、滞在中(タビナカ)にPutmenuで購入し、滞在後(タビアト)にネットで購入するといった具合に、リピート購入の利便性向上に寄与する。

これまでは一般的に、タビナカのショップやイベントの物販では、タビアトのフォローアップは困難だったが、今回の連携により、Putmenuの会員登録が不要なオンライン決済システムを使ってタビナカの物販を支援し、BASEのネットショップでタビアトの物販につなげることが期待できる。

さらなる応用にも期待

ECプラットフォームとして注目を集めるBASEと利便性の高いPutmenuがタッグを組んで「変なホテル」の公式ショップを支援する今回の取り組み。すでに各方面で話題となっている同ホテルのタビナカとタビアトをテクノロジーとECの力でブーストアップすることになりそうだ。

シームレスな発注と決済、広範な言語に対応したPutmenuは、フードコートだけでなくインバウンドや旅行の面でも大きく花開くことになるだろう。そして他の業種や利用シーンでも同様にその高い機能性は活用できるものとみられ、今後のさらなる展開にも期待がかかる。

 ECノウハウ


記者プロフィール

ECのミカタ編集部

ECのミカタ編集部。
素敵なJ-POP流れるオフィスにタイピング音をひたすら響かせる。
日々、EC業界に貢献すべく勉強と努力を惜しまないアツいライターや記者が集う場所。

ECのミカタ編集部 の執筆記事