ミレニアル世代女性に聞いた!動画視聴のいま
株式会社テスティー(本社:東京都中央区/代表:横江優希)は、ミレニアル世代と呼ばれる10~30代の女性を対象に、動画視聴に関する調査を実施。
そこからECの販路拡大のチャンスを探る。
≪調査概要≫
調査機関:2018年6月29日
調査対象:10~30代の女性924人。テスティーモニター会員
※アプリリサーチのTesTee(テスティー)調べ
10代女性の8割がスマホで動画視聴
ミレニアル世代の女性が、テレビや動画を見ている媒体についてアンケートをとったところ、第一位は見事に「スマートフォン」だった。10代女性の80.8%、20代女性の73.7%がテレビや動画をスマートフォンで見ていると回答した。
子供時代をテレビ中心で育った30代においては、76%でテレビが一位。10代・20代でテレビを使っているのは約6割にとどまった。
Instagramの利用にも違いがある
1日に複数回Instagramにアクセスするユーザーは、ミレニアル世代全体の約7割。年齢にかかわらず多くの女性がInstagramを投稿なり視聴なりに活用していることがわかった。
Instagramの動画を編集し、24時間限定で投稿できる機能「ストーリーズ」については、年齢が上がるにつれて利用頻度は下がる傾向に。
動画への関心は10代・20代が高いようだ。
IGTVはまだ認知度が低い
日本では6月21日より新機能「IGTV」ダウンロードが始動したが、認知度が低く現在の利用は全体の1割程度にとどまっている。「知らない」との回答が全体の5割にもなることを考えると、新機能の周知方法にも工夫が必要となりそうである。
対して、海外ではすでに対応している「ストーリーズ」にBGMをつけられる機能は。10代女性の53.3%が使ってみたいと回答。手軽に自分で動画を生み出せる機能が、今後動画投稿をますます普及させていくことになるだろう。
動画が販路を広げるカギ
ECからの購買が当たり前となっているミレニアル世代にアプローチするには、動画コンテンツの充実がカギを握ることは間違いない。今後は自分でオリジナルの動画を創ることができるフィールドも充実し、ライブコマースのように視聴者が広告となってECサイトへの流入を増やしていく未来もあるだろう。