【トッパンフォームズLABOLIS調べ】DMにQRコードは必須!若い女性を中心に流入を増やす

ECのミカタ編集部

トッパン・フォームズ株式会社(本社:東京都港区/代表:坂田甲一)は、生活者の意識とダイレクトメール(以下DM)を取り巻く実態や時系列変化からDMのトレンドを定点的に把握をすることを目的に、アンケート調査を実施した。

≪調査概要≫
調査手法:株式会社クロス・マーケティングによるWebアンケート方式
対象者:全国の20歳以上の男女で、届いたDMを3割以上開封し、メールマガジンに登録しているユーザー
有効回答数:3,000名(20代、30代、40代、50代、60代以上 各性年代300名)
実施時期:2018年3月27日(火)~2018年3月28日(水)

調査の目的

トッパン・フォームズは、生活者の意識とDMを取り巻く実態を把握するため、さまざまな自主調査を実施。
2014年度および2016年度に続き、DMの平均受け取り通数や開封閲読状況、開封したくなるワード、形状、開封後の行動などに関するアンケート結果をまとめた。

トッパンフォームズLABOLIS調べによると、生活者がDMからWebページへアクセスする方法として「QRコード」の利用が急速に増加したことや、年齢や性別、購入履歴などに基づいて最適化されたDM(パーソナライズDM)は、男性40代で最も好意的に受け取られることが分かった。

DMからWebページへアクセス方法はQRコード。利用は6割。

DMからWebページへアクセス方法はQRコード。利用は6割。

今回の調査結果より、生活者がDMからWebページへアクセスする方法として「QRコード」の利用が急速に増加していることが分かった。

QRコードが最も利用しやすいとした回答は全体の4割を超える。特に女性20~30代ではその傾向が顕著であり「QRコード」派が6割を超える結果となった。近年のスマートフォンの普及と相まって、スマートフォンからの利用が想定される「QRコード」からのアクセスが主流になってきているようだ。

パーソナライズDMには、全体の4割以上が好意的

パーソナライズDMには、全体の4割以上が好意的

ターゲットの年齢や性別、商品・サービスの購入履歴などに基づいて、個々人に最適化されたパーソナライズ(バリアブル)DMは、「自分にメリットのある情報をもらえるなら構わない、好ましい」と思う人は全体で43.2%。

特に男性40代では56.3%と最も許容度が高い。女性20~30代でも過半数が好意的に捉えているという結果になった。

使いやすさ抜群!QRコード

QRコードからの検索利用率は、2014年度の19.5%から、今回の2017年度では42.1%と2倍以上の伸びを見せ、従来の検索サイトからのキーワード検索を逆転する結果になっている。

QRコードは、近年のスマートフォンの普及と相まって、今後もその割合が増えていくと予想される。ECサイトへの流入を考えるなら、QRコードの活用は検討の余地ありだ。

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