スマホでのネット詐欺にご用心!詐欺サイトの検知がアップ、見分け方は?

ECのミカタ編集部

ソフトバンクグループのBBソフトサービス株式会社(本社:東京都中央区/代表:瀧進太郎、以下「BBソフトサービス」)は、2019年2月度のインターネット詐欺リポートを発表した。

本リポートは、日本のインターネットにおけるネット詐欺の脅威に対する注意喚起を目的として、BBソフトサービス(BBSS)の「詐欺ウォール™/Internet SagiWall ®」で検知・収集した危険性の高い詐欺サイトの分析結果を報告するものだ。

総検知数は102万2,628件!増え続けるワンクリック・不当請求はスマホがメイン

総検知数は102万2,628件!増え続けるワンクリック・不当請求はスマホがメイン

2019年2月度の総検知数は102万2,628件にものぼった。ワンクリック・不当請求詐欺サイトは前月比で0.27ポイント増加しており、増加傾向にある。OSで見るとスマホを経由するAndroid、iOSで検知されているという結果になった。

一方で、全体的に減少しているフィッシング詐欺サイト検知はWindowsが多くなっている。

詐欺サイトにご用心!見分け方は?

詐欺サイトにご用心!見分け方は?

BBソフトサービスは、この結果を鑑みて、詐欺サイトの見分け方を紹介している。

1)会社概要をチェックする。
海外の業者は会社概要や問い合わせ窓口の情報が曖昧なことがある。
詐欺サイトでなくとも、海外の業者から購入するのはリスクが高いと考えるのも対策のひとつだ。

2)住所を検索して、会社の存在をチェック。
日本の住所表記や会社名が表記されている場合でも、住所検索で実在する住所かどうか、その住所に会社があるか確認すること。

3)決済方法、口座名義をチェックする。
近年は、本物と区別がつかないような完全コピーの偽サイトも多数存在する。そんなときはまず、決済方法をチェック。
銀行振り込みしか決済方法がない場合、口座名義が無関係な会社名義や個人名など見慣れない名義の場合などは、詐欺サイトの危険性が極めて高くなる。

4)SSL通信が提供されているかどうかを確認する。
メールアドレスやクレジットカード番号などの個人情報を入力するページのアドレスバーに錠マークが表示されない場合には、注意が必要。

また、BBソフトサービスではiPhone向けSMS詐欺対策アプリ『SMS詐欺ブロッカー by 詐欺ウォール』を提供している。2019年12月31日まで無料で利用が可能なので、試してみるのも良いだろう。

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