【EC×アイウェア】グラスフィッターISSEIのメガネブランドがECサイトとリアル店舗を展開

ECのミカタ編集部

株式会社いっせいのーせ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:森 一生)は、グラスフィッターISSEIが展開する自身初となるアイウェアの新ブランド「Re:See(リシー)」をスタートさせるとともに、ECサイト通した販売を行うことを公表した。

またRe:Seeは、流行の先端をいく原宿を拠点に、ショールームとしての実店舗を構えるだけではなく、アイウェアと様々なジャンルのユーザーと共に、多くの人が集まる場所、新しい価値や文化を生み出す場所として、店内にイベントスペース「Re:See perk」も併設し、同日オープンさせた。

ECで難しかったアイウェアの展開を開始

ここ数年、低価格専門店の伸長により、アイウェアをファッションの一部として愛用するユーザーが増えてきている。しかし、ファッションに取り入れたくても自分に似合うアイウェアがわからなかったり、選ぶのが難しいといった経験値の少ないユーザーが多く、アイウェアを試着せずECサイト上で購入するにはハードルが高いことから、EC展開が難しい業界であると言われてきた。

そこでRe:Seeが展開するオンラインストアでは、アイテム説明のほかに、これまで何万人ものスタイリングを手掛けたISSEIならではの目線で、EC上でISSEIに接客を受けているかのような感覚で購入することが可能なコンテンツを盛り込んだそうだ。

なおRe:Seeとは、「See=見る」「Re=再び」。これまでのアイウェアの選び方や意識を見直して、今まで見えてなかった世界や新しい視野を手に入れてほしい、そんな想いを込め「Re:See」と名付けられた。

◆オンラインサイト概要

[名称]
Re:See SHOP

[サービス開始日]
2019年7月28日(日)

[アイテム]
ブランド初のコレクション「ZERO COLLECTION」を取り揃える

[カテゴリー]
ダテメガネ/サングラス/カラーレンズ/度付きレンズ

こだわりのアイテム

こだわりのアイテム

◆ブランド初のコレクション「ZERO COLLECTION」

初のコレクションは、ブランド名にちなみ“usual lineup”として発表。著名人をはじめ、これまで何万人ものスタリングを手掛けたISSEIだからこそわかる男女双方から選びやすい、掛けやすいサイジングにこだわったコレクションだとしている。

◆Re:Seeがこだわる“美Seeレンズ”とは

ダテメガネを使用する際に、あまり知られていないのがマルチコーティングだ。アイウェアとして販売されている大半は、「度入りのレンズを入れるだろう」という前提で、いわゆる「破棄する」デモレンズが装着されている。そしてそのデモレンズはマルチコーティングもかかっていない。

ISSEIが映画やドラマの撮影時に使用する際は、必ず照明の反射や映り込みを防止するマルチコート、UVカット、防汚撥水コートが標準装備されているモノ、つまり「美Seeレンズ」を使用している。

デモレンズやノンコートのレンズは、外側からの光を反射させてしまい、大きな映り込みができてしまう。この乱反射が目の疲れや煩わしさの原因になり、いわゆる目の前に「一枚レンズがある感」が出てしまう。美Seeレンズでは、それらを防ぎ「クリアな視界」が手に入る。

デモレンズと美Seeレンズでは、画像の例ほど見た目も違い、画像上の映り込みのあるデモレンズはこれだけ光を跳ね返し遮り、レンズへの映り込みは目の前のチラつきになり疲れの原因にもなり、掛けた目元を暗くしてしまう事につながる。女性の場合、メイクをしたせっかくの目元がくすむことにもなりかねい。それに対し「美See」レンズは、透過率も高く目元を美しく魅せることができる。

様々な撮影で演技者の表情や目元を綺麗に魅せる職グラスフィッターのISSEIだからこその目線で作り上げられた美Seeレンズは、「見る」「見られる」双方からの「美」を追。レンズ上部に記されているブランドロゴのアイコンは、その美Seeレンズの象徴となっている。

原宿駅0分の場所にリアルショップも展開

同ブランドは7月28日オープニングパーティを開催した。ブランド初となるコレクションのお披露目やISSEIによる挨拶が行われ、クロッサムモリタのオーナーシェフ森田 隼人氏率いる「六花界様」も協力。フードが用意されるなど、多くの著名人や関係者が来場し大盛況に終ったようだ。

またRe:Seeは、多種多様な人が集まる原宿だからこそ、何にでも染まる白を基調とした空間を作り出した。業界の概念を飛び越え、「アイウェア×様々なジャンルのお客様」と共に、多くの人が集まる場所、新しい価値や文化を生み出す場所として、店内にperk=人を元気づける(韻:park=公園)という意味を持つイベントスペース「Re:See perk」を用意した。

Re:See perkは、原宿駅0分に位置し、竹下通り入り口すぐの建物2Fの好立地スペースだ。キッチンスタンドも自由に使え、背景紙や照明も用意されているので撮影スタジオとしてもご使用可能。豊富な設備も完備している。

ポップアップやアパレル・雑貨の展示会や新製品告知イベント、アート展覧会、撮影、その他プロモーションなど、多種多様に使用できる。またビル入口1Fの看板スペースにてポスター掲出も可能とのことだ。

これまでECとは必ずしも親和性が高いと言われてこなかったメガネ市場。そこへ新たな風を吹き込む今回の展開は大いに注目と言えそうだ。


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