サブスクビジネスの収益最大化を支援するプラットフォーム『Scalebase』の提供を開始

ECのミカタ編集部

アルプ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:伊藤浩樹、以下「同社」)はサブスクリプションビジネス効率化・収益最大化プラットフォーム『Scalebase(スケールベース)』の提供を開始した。

コスト削減や柔軟なサービス設計が可能に

『Scalebase』は、企業におけるサブスクリプションビジネスの効率化・収益最大化を支援するクラウドサービスだ。利用企業は、月額課金型ビジネスやSaaSをはじめとするサブスクリプションビジネスにおける業務を一元管理でき、オペレーションコストの削減や柔軟なサービス設計による収益成長が可能になるという。

『Scalebase』概要

『Scalebase』概要

◆柔軟な商品設計を実現し、業務を自動化

アップセルとクロスセルが簡単に実現可能。新たな商品やオプションの追加、またプランのアップグレードなどの複雑な変更を、契約のバージョン管理をすることでシンプルに実現。

収益成長のための、多様な料金モデルの実装、プライシング変更、年払い・月払い対応、フリートライアル、バンドル販売、ディスカウント、キャンペーン実装などの柔軟な設計・管理に対応。

決済手段が商品単位で設定可能。契約単位で商品金額や請求タイミングを変更でき、個別の契約ごとに請求を自動化。複雑なサブスクリプション請求を管理し、契約単位の請求金額生成や、按分計算・売上計上も含めた柔軟性のある請求を実現。前受金管理の機能も備え、収益認識・売上計上のオペレーションを効率化。

◆他社サービスとの連携

SFA/CRM、会計ソフト、請求書発行サービス、決済サービスなど、サブスクリプションビジネスに必要な各種サービスと随時連携し、シームレスなオペレーションを実現。

◆対応サービス(サービス領域毎に50音順)

1.SFA/CRM:『Salesforce』*

2. 電子契約サービス:『クラウドサイン』*

3. 決済サービス:『MF KESSAI』*『PGマルチペイメントサービス(GMOペイメントゲートウェイ)』* 『Stripe』*

4. 請求発行サービス:『マネーフォワード クラウド請求書』『MakeLeaps』

5. 会計ソフト:『クラウド会計ソフトfreee』* 『マネーフォワード クラウド会計』『弥生会計』

*は近日対応予定のサービス

◆リアルタイムでの可視化・分析が可能に

契約に関するあらゆる情報や支払いステータスをデータとして管理。リアルタイムでのMRRや解約率などの指標を可視化・分析可能に。

ビジネス自由度を上げて収益最大化を支援

同社は『Scalebase』について次のように続ける。

「サブスクリプションビジネスは、提供する商品やサービスの数ではなく、利用期間に対して対価が支払われるビジネスモデルです。サブスクリプションビジネスを展開する企業は、収益拡大のために『顧客数の拡大』や『顧客単価・LTVの成長』などに注力する必要があり、キャンペーンの実施、プランの値上げ、プランのアップグレードやオプション追加の促進をはじめ、考えるべき施策は多岐に渡ります。

しかし、多様化・複雑化するプロダクトやプラン、顧客の契約状態の変化などへの対応は、オペレーションの煩雑化を招きます。特に、会計処理においては、売上回収と計上のタイミングのずれや顧客ごとに異なる契約状況に対し、手作業による複雑な処理が発生しがちです。さらに、自社内でこれらのオペレーションを構築するにも工数がかかるため、最適な対応が出来ず、成長機会を逃してしまうケースが多く見られます。

これらの課題に対して『Scalebase』は、プライシング、商品管理、顧客管理、契約管理、請求書の発行・送付、クレジットカード決済・口座振替などの決済、各種データ分析、前受金管理、仕訳登録など、サブスクリプションビジネスにおける業務を一元管理・自動化し、オペレーションの摩擦係数を限りなく低くすることで、ビジネスの自由度を上げ、企業の収益最大化を支援します」

EC市場でもますます注目が集まるサブスクモデル。顧客との継続的な関係を築くことで、ロイヤリティの醸成や世界観の発信を通して安定した収益を目指せる。一方でビジネス構築とサイクル構築・発展には一定のハードルもある。まさにそれらの課題に対応する同ソシューションは、サブスクという活気あるフィールドで戦う事業体を力強く支援することになりそうだ。


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