ネット広告レポート作成工数が80%削減の事例も トランスコスモスがインターネット広告全自動レポートシステム『REPORTAS(レポータス)』を独自開発

ECのミカタ編集部

トランスコスモス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼COO:奥田昌孝)は、国内最大規模のメディア連携数を誇るインターネット広告全自動レポートシステム「REPORTAS(レポータス)」を独自開発した。

同社では「REPORTAS」を活用して広告レポート作成工程を全自動化することで、広告プロモーションにおける課題分析や戦略設計に広告プランナーの人的リソースを注力させてPDCAサイクルをさらに高速化し、顧客企業のマーケティング効果最大化に向けた支援を強化するとしている。

独自開発のネット広告全自動レポートシステム

「REPORTAS」は、トランスコスモスが独自で開発したインターネット広告全自動レポートシステムだ。国内最大規模となる50超のメディア(Google、Yahoo!、Facebook、Twitter、LINE Ads Platformなど)および主要計測ツール(Google Analytics、AD EBiSなど)と連携する。

多数のメディアを利用している場合でも自動チェックして数値の整合性を担保。横断的な分析のためのレポートをワンストップで作成し、成果把握から意思決定までのリードタイムを大幅に短縮する。

カスタムレポートの作成が可能

カスタムレポートの作成が可能※写真はイメージ

また「日別」「クリエイティブ別」「キーワード別」などの基本的なレポート設定とあわせて、「計測ツールとの連携」や「KPIの選択」といった顧客企業のプロモーション内容に応じてKPI達成状況を可視化するカスタムレポートの作成が可能だ。

さらに、「定期出力スケジュール設定」機能によって、これらのレポートを適切なタイミングで定期的に自動送信することができる。「REPORTAS」の開発により、データ抽出からデータ成型、動画を含むクリエイティブ画像付き広告レポート作成などにおいて工数の大幅な削減を実現したとしている。

レポート作成工数が80%削減の事例も

実際に先行導入した案件においては、レポートフォーマットの初期設計がわずか1時間で完了し、またレポート作成工数が80%削減したという事例も出ているという。

今後の広告運用業務に「REPORTAS」を導入することでレポート作成工程を全自動化し、プロモーションが抱える課題分析および、課題解決に向けた戦略設計へのリソース注力をはかるとのことだ。 また「REPORTAS」によって広告配信におけるPDCAサイクルをさらに高速化し、プロモーションの成果向上を目指すとしている。

トランスコスモスは、このような独自のシステム開発を強化していくことで、これまで長年にわたって培ってきた「技術力」と、豊富な実績をもつ「広告運用力」の両面から顧客企業のマーケティング活動を支援する方針だ。

ECビジネスを展開する上でネット広告の出稿をする事業者は多いだろう。ネット上のプロモーションやマーケティングはデジタルデータとして定量化でき、効果測定もオフラインに比べて容易だが、一方で出稿先が多岐にわたる場合は、その管理も煩雑となる。今回開発されたソリューションによって、一気にその工数削減に寄与することが期待され、多くのEC事業者にとっても施策を展開する上での支援システムとして有力な選択肢になることだろう。


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