後払い決済事業会社SCOREがスマホアプリ決済サービスを初導入

ECのミカタ編集部

株式会社ニッセン(本社:京都市南区/代表:羽渕淳、以下「ニッセン」)の子会社で、後払い決済事業を展開する株式会社SCORE(スコア)(本社:京都市南区/代表:北原光、以下「SCORE」)は、後払いの支払い方法に、これまでのコンビニエンスストア、郵便局払いに加え、「楽天銀行コンビニ支払サービス(アプリで払込票支払)」と「LINE Pay請求書支払い」の取り扱いを2020年3月12日より開始した。
SCOREがスマートフォンアプリ決済サービスを導入するのは、今回が初となる。

決済方法を多様化

決済方法を多様化

株式会社SCOREはニッセンとベリトランスの合弁会社で、2018年9月4日に設立、同年10月より、「ニッセン後払い」を「スコア後払い」に名称を変更し、サービスの提供を開始した。

ECの決済代行と総合通販事業の分野で実績をもつ両社の強みを活かし、データマーケティングや新たな金融事業の展開を目指している。

今回、SCOREの後払い支払い方法に「楽天銀行コンビニ支払サービス(アプリで払込票支払)」と「LINE Pay請求書支払い」という2つのスマートフォンアプリ決済サービスが加わったことで、顧客はより便利にSCOREの後払い決済サービスを利用できるようになる。

SCOREは今後も一層顧客に便利な後払い決済サービスを提供できるよう努めていく所存だ。

生活に根付く2つのスマートフォンアプリ決済サービス

生活に根付く2つのスマートフォンアプリ決済サービス

「楽天銀行コンビニ支払サービス(アプリで払込票支払)」は、楽天銀行株式会社(本社:東京都世田谷区/代表:永井啓之、以下「楽天銀行」)が楽天銀行アプリで提供する決済サービスだ。

個人普通預金口座保有者がアプリで払込票のバーコードを読み込み、楽天銀行口座からリアルタイムに引き落としすることで商品・サービスの代金や公金の支払いが完了する。

本サービス利用者には支払金額に関わらず、支払い1回あたり楽天ポイントが10ポイント付与される。

一方「LINE Pay請求書支払い」は、LINE Pay株式会社(本社:東京都品川区/代表:長福久弘、以下「LINE Pay」)がコミュニケーションアプリ「LINE」上で展開するモバイル送金・決済サービスだ。

「LINE Pay」による収納代行サービス公共料金や、通信販売などの請求書上に印字されたバーコードをスマートフォンで読み込むだけで、事前にチャージした「LINE Pay」の残高から支払いができる。

都合の良い場所・タイミングで支払いができ、現金引き出しの手間や店舗に赴く時間が省けるため、日々の生活に必要な支払いを時短で済ませることができる。

幅広いユーザーをターゲットに、顧客満足度向上へ

幅広いユーザーをターゲットに、顧客満足度向上へ

「楽天銀行」はインターネット銀行で初めて850万口座を突破し、「LINE Pay」登録者数は約3,700万ユーザーを突破している。

今回、SCOREの後払い支払い方法にこれら2つのサービスが加わったことで、顧客の決済の選択肢が増えると同時に、「楽天銀行」の口座保持者、「LINE Pay」の登録ユーザー双方の利用の幅も広がる。

キャッシュレス化が進み、QRコードやスマートフォンアプリを利用した決済方法が多様化する今、決済方法の選択肢の幅を広げることは購買率の向上にはもちろん、顧客満足度の向上にも大きく影響する。

SCOREの初の試みが、今後のサービスの拡張につながることに期待したい。


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