【元楽天×ハワイ×D2C】ハワイ初D2Cブランド『ALOHA GIRL STYLE』が始動 Shopify活用で世界に発信

ECのミカタ編集部

Hundred Dreams, Inc.(本社:ハワイ州ホノルル市、代表取締役:内田直)は、ハワイ発のD2Cブランド「ALOHA GIRL STYLE」をプロデュースした。

ハワイ発のD2Cブランド「ALOHA GIRL STYLE」

ハワイ州に本社を構えるデジタルマーケティング会社のHundred Dreams, Inc.は、ハワイ発のD2Cブランド「ALOHA GIRL STYLE」をプロデュースした。楽天出身の代表のもとハワイを代表するD2CブランドのECサイト構築を目的として、ハワイ時間の2020年5月6日7am(コロナ)に正式オープンした。

ALOHA GIRL STYLEは同社の運営するハワイの女性メディアNo.1のアロハガールの姉妹サイトとして生まれた。ハワイ好き女性の間で人気のメディア「アロハガール」から「アロハガールスタイル」へユーザーのトラフィックを流し込むことで一気に認知度を高め、ブランド認知を推進していく方針とのことだ。

これはハワイのアーティストを支援することで「インターネットを通じてハワイの経済を元気にしたい。ハワイの未来は自分達で創造する。」という同社のミッションステートメントを達成するための活動の一環としている。

ALOHA GIRL STYLEの主な特徴

ALOHA GIRL STYLEの主な特徴

◆ハワイ発のD2Cブランド ハワイ在住アーティストのデザインを商品化

ハワイ在住のまだ無名だが才能のあるデザイナーに世にでるチャンスを与えたいという思いで商品化。今後も多くのハワイのアーティストの支援をしていく。

◆メッセージのあるデザインを中心に商品をプロデュース「アロハソーシャルディスタンス」

#AlohaSocialDistancing Series(アロハソーシャルディスタンスシリーズ)は「ハワイではサーフボード1個分離れましょう」というメッセージが込められている。このシリーズの売上の5.67%(コロナ%)をハワイ州のNPO団体に寄付する予定とのことだ。

◆オンデマンドマニュファクチャリングの仕組みを構築

中小零細企業はなるべく初期投資コストをかけたく無いという資金面での制約がある。同社は在庫を一切抱えないオンデマンドでの製品製造を可能にする仕組みを構築した。これにより商品のプロデュースはどんどん行い、オーダーが入ったら生産するというアパレルブランドでありながら、在庫を持たないビジネスモデルを実現。売れるかどうかわからない商品でもどんどんモックアップを作ってサイトに商品をアップすることが可能となっている。

楽天への出店を計画・Shopifyを活用

また同サービスでは、サードパーティによるAppsを利用することでより手軽に機能を拡張することも可能となっているという。ALOHA GIRL STYLEはこういった拡張機能を使うことで、他言語化(現在10ヶ国語に対応中)、メールマガジン発行、ポップアップメッセージなど実装している。

アメリカの自社オンラインショップといえば、Shopifyがデファクトスタンダートになっている状況からALOHA GIRL STYLEもShopifyを選択。Shopifyと楽天市場が提携したことを受けて、Shopifyを利用することで将来的に同社の代表の古巣である楽天市場への出店も視野に入れている(選択肢の一つとして検討中)。

それに加え、これらの作業を正味3週間、実質1名のスタッフで完遂しているという。このノウハウは今後、同社の実施しているデジタルマーケティングオンラインセミナーにて公開予定とのことだ。ECとも親和性の高いD2C。作り手や提供側とユーザーとの距離が近く、ストーリーの共有を通したロイヤリティ醸成にも適したモデルだが、新たなプラットフォームを通して生み出されるハワイ発の物語に期待したい。

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