サブスク大賞2020!「おむつ準備からの解放」サービスがグランプリ

濱田祥太郎

グランプリを受賞したBABYJOB株式会社

一般社団法人日本サブスクリプションビジネス振興会は9日、優れたサブスク事業者を表彰する「日本サブスクリプションビジネス大賞2020」の表彰式を開いた。グランプリには、おむつの月額定額サービス「手ぶら登園」が輝いた。優秀賞からグランプリまで、選ばれたサービスを紹介する。

日本サブスクリプションビジネス大賞2020 受賞サービス

手ぶら登園の商品ページ

◆グランプリ:手ぶら登園
BABYJOB株式会社が提供する、保育園での紙おむつ使い放題サービスで、おむつメーカーのユニチャームと共同で実施している。
従来保護者は、子どもが使う紙おむつに名前を書いて保育園に持参する必要があった。手ぶら登園ではおむつは保育園に直接届くため、保護者の手間を省くことができ、保育園側も管理が楽になるという。月額Sプランで2980円で提供している。

GREEN SPOONの商品ページ

シルバー賞:GREEN SPOON
株式会社Greenspoonが展開する、生活習慣に合わせたパーソナルスムージーや野菜スープを毎月自宅に届けるサービス。質問に答えて、自分に合った野菜を見つけ、スムージーやスープなど数種類のカップを選んで注文。届いた食材に水や牛乳などを加えて調理し、レンジで温めて使う。材料は冷凍の状態で届き、ロスが少ない点も評価された。

subsclifeの商品ページ

ブロンズ賞:subsclife
株式会社subsclifeの、家電や家具の提供サービス。新品でデザイン性の高い製品が使え、気に入ったら買い取ることも可能。月額500円から始められるほか、利用期間も3〜24ヶ月と幅広く選ぶことができるsubsclifeは「サブスク」「ライフ」の造語。

unitoの商品ページ

テモナ賞:unito
株式会社Unitoの、外泊する日数分家賃が安くなる住宅サービス。自分が住んだ日数分だけ家賃を支払うことで、ライフスタイルに応じた価格になる。敷金礼金はかからず、最短契約期間も1ヶ月。スマホでの手続きのみで即日入居が可能。



優秀賞
ADDress
株式会社アドレスが提供する、全国の住宅が住み放題になるサービス。自社が運営する家に、月額4万円〜で住み放題。電気代・ガス代・水道代は全て込みで、Wifi・個室の寝具・キッチンといった生活・仕事に必要なものも完備している。

SubscLamp
株式会社ストアフロントの、サブスクサービス作成プラットフォーム。食品など店舗ビジネスを始め、スクール運営やレンタルサービスといった幅広いビジネス業態をサブスク化できる。3サービスまでは無料で運営をスタートすることができる。

PostCoffee
POST COFFEE株式会社が提供する、コーヒーボックスの定期便サービス。「コーヒー診断」を経て、15万通りの組み合わせから自分にあったコーヒーを選ぶことができる。30種類のコーヒー豆から、顧客にあったコーヒーボックスをカスタマイズしてくれる。月額1480円~。

マイ マカ
株式会社ダロワイヨジャポンの1日1個のマカロン提供サービス。ダロワイヨの店舗でメンバーズカードを購入すると、その発行店で好きなマカロンを1日1個選ぶことができる。月額1000円~。

愛されるサブスクは「あきらめていたことを解決してくれる」アドビ祖谷氏

基調講演したアドビ株式会社DXマーケティング&セールスデベロップメント本部の祖谷考克氏

基調講演では、アドビ株式会社DXマーケティング&セールスデベロップメント本部の祖谷考克氏が「サブスクリプションと顧客体験でビジネスを変える」と題して登壇した。

Netflixが5月、オンデマンドのサービスを1年以上利用していない顧客に対してサービス継続か否かを尋ね、連絡がなかった場合メンバーシップをキャンセルする施策を実行したことにふれ、「サブスクビジネスは顧客を裏切ってはいけない」と強調。「愛されるサブスクは、消費者があきらめていたことを解決したり、思いも寄らない方法で課題を提供してくれるもの。顧客から常にフィードバックを得ながらより良いサービスとして磨かれるべきだ」と語った。

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記者プロフィール

濱田祥太郎

新卒で全国紙の新聞記者に4年半従事。奈良県、佐賀県で事件や事故、行政やスポーツと幅広く取材。東京本社では宇宙探査や宇宙ビジネスを担当。その後出版社やITベンチャーを経てMIKATA株式会社に入社。ECのミカタでは行政、規制系・老舗企業のEC事例に興味があります。千葉県我孫子市出身。

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