株式会社顧客時間、株式会社TO NINE、株式会社フラクタの3社は業務提携を締結し、D2C事業共創サービス「Engagement Force」の内容を拡充、提供を開始した。

D2Cのビジネスを包括的に支援

これまで、顧客時間は「Engagement 4P」や「顧客時間」などの独自の考え方を用いて企業と顧客が直接つながることを重視し、D2C的発想の事業想像やチャネル開発支援を行っている。2020年7月にTO NINEと業務提携をし、D2C共創サービス「Engagement Force」の提供を開始した。

■主なサービス内容
ブランド戦略立案、事業構想立案、プロダクト/サービス開発、CRM設計/運用、Web（EC）サイト開発/運用、モバイルアプリ開発/運用、LINEアプリ開発/運用、コミュニケーション（SNS、LINE等）設計/運用、顧客行動解析 等

今回新たに業務提携を締結したフラクタは、創業以来300社を超えるブランドの戦略立案からECサイト構築支援を行っている。特にECサイト構築/実装面では、D2C事業を運用する上で大きな優位性をもたらすECプラットフォーム「Shopify」のエバンジェリストとして高い評価を受けており、Shopify Plusパートナーに認定されている。

今回の3社提携を機に、構想フェーズでは顧客時間が中心となり独自メソッドによる事業構想の構築、開発フェーズではTO NINEがブランド開発や基盤開発を推進、実行フェーズではフラクタがECサイト構築やクリエイティブ実装をリードするといった陣形で、3社が有する確かな見識と各社の専門領域を十二分に活かし、プロジェクトを完遂する。

各社の強さを活かした相乗的な取り組みに

3社それぞれに強みがあり、それらが補完的な形でD2Cブランドを支えることになる。深い領域の専門サービス展開を行っている各社だからこそ、協業の意味があり、ブランド支援にも大きな力を発揮することになる。

この協業から生まれる新たなD2Cブランドに今後期待したい。